ハート形 "花瓶" のおおきさや密度をいろいろかえて印刷してみた. (いずれもあながあいているので,花瓶としてはつかえない.) これまでためしてきたハーフ・サイズ (Thingiverse.com にあるモデルを半分のサイズにしたもの) だと 1 重 (1 枚) のかべができるが,標準サイズだとこれが 3 重になり,中間層の印刷がとてもおそくなる. 80% に縮小するとかべが 2 重になり,うまくつくれる.
まずハーフ・サイズでのさまざまな例をあげる. ただし,層厚 0.2 mm のものにかぎっている.
最初はべつのフィラメントをつかってためし印刷をしていたが,そのときの 「作品」 ものせておく. 途中までしか印刷していないが,パラメタのちがいなどのために,すこし雰囲気がちがっている.
サイズをもとにもどして印刷してみたのがつぎの写真だ. 中間層の印刷がゆっくりなので,かなり密な構造がつくられている. しかし,表面にはすじができている. 外側と内側は印刷方向が逆なので,すじの方向も逆になっている.
80% 縮小にしてみると,2 重のかべはだいたいおなじ方向に印刷される (ときどき 1 回だけ逆回転になる) ので,一方向のすじができる. すじとは逆の方向の波もすこしみえるが,あまりはっきりしない.