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土曜日の深夜に出発してからクラクフまでの旅

学会出張でポーランドのクラクフ (Krakow, Poland) にいく. ポーランドにいくのははじめてだ. まずは羽田を出発してからホテルにつくまでのできごとを書く.

学会が月曜日からはじまるとき,ふだんは日曜日に出発しているが,今回はなぜか 旅行代理店が日曜 0:55 発の便をとってくれたので,土曜日の夜に家をでた. 日曜日の不通の時刻にとりなおしてもらうこともできたはずだが,すでに何度も やりとりして,ようやく一応の条件がみたされたので,もうこれ以上いじりたく なかった.トラベル・エージェントたるもの,これではこまるのだが…

羽田発なので 22:30 くらいに家をでた.これまで羽田着の便にはのったことがあったが, 羽田発の国際線にのったことがなかった.羽田の国際ターミナルはモノレールでいくとすぐに 出発ロビーにでるのでよい.成田だと,とくにいつもつかっている第 1 ターミナルでは何度も エスカレータをのりかえていかなければならないから,めんどうだった.

成田にくらべると小規模なので,ゲートまでの距離もみじかいし,セキュリティ・チェックも 出国審査もすいている. ひとがすくないわりには出国審査官の数はおおくて,ひまなようだった.

クラクフ (Krakow, Poland) へはフランクフルト経由だが,フランクフルトへは全日空とルフトハンザとの共同運行便だ. この便ではルフトハンザの客室乗務員がめだっていた. サービスはたいていドイツ人らしき男性からうけたが,日本語をはなしていたので,ドイツ語は もちろん,英語もほとんどつかわなかった.

深夜便だと最初の食事が軽食で,あとがディナー (?) になる. 深夜にディナーをだして睡眠をさまたげてくれるなということなのだろう. 深夜なのでもちろん夕食はたべているが,ディナーを期待していたのでサンドイッチだけではやや空腹だ, しかし,そのおかげか,12 時間のフライトの前半で睡眠をとることができた.

このフライト中,あちこちではなをかむ音がした. 私自身もかぜなどひいていないはずなのに,はながでる. わるいヴィールスが蔓延しているのではないだろうか. 以前にもこういうことがあった (「アレルギー反応になやまされたシンガポール便」) が,日本人がおおい全日空の便をえらんだのがいけないようにおもえる.

フランクフルトではのりつぎのためにさんざんあるかされたが,待ち時間はそれほどなく,のりつぎ時間 2 時間半は十分すぎた. フランクフルトでは出発便のディスプレイには直前までゲートが表示されなかったが, 搭乗券にはゲート番号が書いてあったので,そのゲートで待っていた. そこは駐機場へのバスの発着場であり,実際そこからバスにのった. バスでのるのはちいさな飛行機だろうとおもっていたが,到着してみるとそれはボーイング 737 だった. おおきくはないが荷物をおさめるのに苦労するような機体ではないし,客数も 100 人ちかかった.

クラクフの空港でまずするべきことはキャッシュをてにいれることだ. クレジットカードと,PLUS と提携したキャッシュカードとをもっているので,どちらかはつかえるだろうとかんがえていた. キャッシュカードはこれまで日曜日につかえなかったことが何度もあったが,今回は問題なくつかえた. いつもなるべくクレジットカードをつかうようにしているので,とりあえず 500 ズロチ (1 ズロチは約 34 円) だけおろしたが,あとでわかったところでは,ここではクレジットカードがつかえるみせがすくないので, これだけでは土曜日まではもたない.

クラクフの空港からホテルまでの交通手段はあらかじめしらべていたが,結論はタクシーしかないと いうことだった. まちの中心にでるには公共交通機関でよいのだろうが,学会があるホテルはそこからすこしはずれている. そこまでの経路を Web で出発時刻を 10 分ずつずらしながら検索してみると,いちいちまったくことなる ルートがでてくる. これでははじめての人間にはとてものれない. ホテルのまえをふくめて,まちなかはトラム (路面電車) が頻繁にはしっているが,あとでわかったところではその 乗車券を買うのも容易でない. 現金でのれるのかどうかはたしかめていないが,空港でのみものを買いはしたもののコインをほとんどもっていない 状態ではトラムに乗るのも危険があったようにおもえる.

予定どおりタクシーをつかってホテルまできた. まだ 10 時半くらいなのでチェックインはできない. 荷物をあずけて観光にでた.

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