姫路でひらかれた Automata 2014 というワークショップで 「ゆらぎ印刷」 に関する発表をした. 内容は IWNC 2014 で発表した内容とほとんどおなじだ. 英語がへたなせいか,発表時の質問は 1 件しかなかったが,あとでいくつか反響をきいた.
このワークショップはおもにセル・オートマトンに関するものだ. 私の発表内容は非同期 (というより逐次的) かつ確率的なセル・オートマトンに関するものだが,確率的なモデルに関する発表はすくない. 質問も 1 件しかなかったので,あまり興味をもたれていないようにみえた. その 1 件は発表内容に関するものではなくて,2 次元の CA の印刷のようすがみたいので,YouTube にのせてほしいということだった.
しかし,あとで何件か質問をうけた. セル・オートマトンのモデルじたいは単純なのであまり興味をひかなかったかもしれないが,予想どおり 3D プリンタのあたらしいつかいかたに関しては興味をもってくれたひとがいたようだ. とくに,印刷中にたおれないかというような質問を複数うけた. 30 cm くらいのものはつくれるのだが,やわらかいので変形しやすいことはたしかだ. あまりフィラメントをへらすと,途中でへたってしまいかねない. だから,適切な質問だったといえるだろう.
どういう組織で研究しているかという質問も複数うけた. ひとことではこたえられない質問だが,基本的には個人でやっているというのがこたえだ. 所属としている Dasyn.com はいまのところは virtual company だからだ.
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