姫路でひらかれた Automata 2014 という学会で 「セル・オートマトンの 3D 印刷」 について発表してきた. 私自身は印刷プロセスのビデオを YouTube にのせて論文で参照し,おなじビデオをその学会のプレゼンテーションでもみせてきた. しかし,おおくのひとはプレゼンテーションのときにはシミュレータでプロセスをみせながらも,論文ではうごくものを参照していない. 論文を読むひとにもっとサービスしてもよいようにおもう.
主催者側のひとりと話をしたところでは,4 万円はらってくるひとには論文を読むだけのひととはちがうサービスをするのがよいという趣旨のことをいっていた. しかし,セル・オートマトンのシミュレーションをみせるかみせないかでは,あまりに差がおおきい. 研究者がシミュレータをつかうのは,差があることを知っているからにほからならない. ならば,論文の著者はやはりそれをビデオにとって論文にのせるくらいのサービスをするべきなのではないかとおもう.
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