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姫路城とその周辺の観光

Automata 2014 という学会で発表するために,はじめて姫路にきている. ここにきたらば,もちろん姫路城をみる. その周辺にはほかにもいろいろ,みどころがあるようだ.

駅前の商店街はけっこう,客が多いようだ. 駅と城にかこまれているからだろう. ここの名物のひとつは穴子だ. みやげにはそれを買うことにしたが,昼も穴子めしをたべるのが魅力的におもえた. しかし,あまり適当な店をみつけられなかったので,もっと普通の定食屋でたべることにした.

駅から城にのびる道の正面に天守閣がある. ヨーロッパではよくある光景だが,日本ではたいていのまちはこんなによくできていない. 姫路城が世界遺産になったこともあり,このまちはこれから人口がへってもやっていけるだろう. 城のまわりには庭園もあり,美術館や博物館があり,動物園もある. 集客するには適切だ.

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最初に,あすからはじまる学会の会場であるイーグレ姫路をみた. 城の側からはいったが,建物の外観以外にあまり印象的なものはなかった. あすはもっとみてみることにしよう. きょうは城をみるのがさきだ.

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城にいくはずだったが,そのまえに目についた護国神社にはいってみた.

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そしてようやく姫路城. 天守閣のそばにはおおきなクレーンがある. 残念ながらいまは天守閣にははいれない.

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はいれるのは西の丸. ここには城壁にそってながい廊下がある. 廊下の片側 (城壁の反対側) はこまかくくぎられた多数のへやがある. なんにつかっていたのだろう. ここは千姫のためにたてられたということであり,すくなくとも一部は千姫がつかっていたようだ. ふだんは公開されていないという化粧櫓というへやが公開されていた (ということをあとで知った) が,のぞいただけで,はいってはみなかった.

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天守閣に関しては,ひたすらまわりから写真をとるだけだ. 世界遺産にも指定されるうつくしい城だが,石垣はこまかい石がはさまっていて,あまりうつくしくない. 石垣はおおきな石がきっちりつみかさねなれているほうが,やはりうつくしい.

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城のとなりには千姫ぼたん園という公園があり,ここも (ぼたんが咲いてなくても) 魅力的な場所であるようにおもえるのだが,ここにはほとんどだれもこない.

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かつて武家屋敷があったところがいまは好古園という庭園になっている. ふつうの庭園とちがって,こまかくくぎられ,それぞれがおもむきのちがう庭園になっている. 現在のすがたになったのは 1992 年ということだが,発掘調査の結果が反映されているという. 説明をみても,時代はまったくわからない.

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HimejiDinner.jpg夜に穴子めしなど特産品をたべる選択肢もあったが,たまたまはいった Bon Marche というスーパー・マーケットでほかにたべたいものが目についてしまったので,それを買ってホテルでたべることになった. スーパーなので,箸はつけてくれない. フォークはもっていっているはずだったが,ここにくるまえにつかいはたしていることがわかった. そういうわけで,スプーンだけでたべるはめになった.

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