最近 MacBook Air (2010 年版) のタッチパッドのスイッチが,クリック感のないうちに on になる. メイルをけすとき,1 回スイッチをおしこむだけで 2 個いっぺんにきえることがあって,こまる. Web でさがすと修理の方法を書いたページがあるので,それにしたがって修理してみた. 書いてあるのとはちがったが,なおすことができた.
修理の方法が書かれたページには,クリック感があってもスイッチがおされないという故障について書いてあった. つまり,症状はちがっている. しかし,どちらもネジがゆるんだためにおこっているのだろうとかんがえた. タッチパッドの手前の部分がやや下にさがっている. これが水平になるようにすればよいのだろうとおもった.
もちこみ修理も可能だというが,費用は 8000 円くらいかかるらしい. もっていくのもめんどうだ. すでに 4 年くらいつかっているから,多少のリスクをおかしてでも自分で修理してみようとおもった.
裏蓋をあけるには 5 角形の特殊なドライバーが必要だ. また,タッチパッドを調整するには Y 形 3 角ネジなるものがはいったドライバー・セットを買うのがよいという. Web に書いてあったのは 38in1 特殊ドライバーセット AC6088Aだが,おなじネジが 45in1 精密ドライバーセット AC6089A にもはいっているようなので,こちらを買うことにした. あわせて 1500 円くらいの出費だ.
いざ裏蓋をあけてみると,すこしようすがちがっていた. Y 形のドライバは必要なかった. 電池をはずさないと修理できないように書いてあったので電池をはずしてみたが,必要なかった. タッチパッドの下にあるネジは T5 という 6 角ネジだ. このネジがあきらかにゆるんでいる. T5 のドライバも買ったセットにははいっているので,それをつかって締めることができた. このネジより下 (うらがえしているから,実は上) に 3 角ネジがあるのかもしれないが,とりあえずこのネジだけしめて,おもてをみてみると,タッチパッドがほぼ水平になっているようにみえる.
ここで電源をいれてみた. ためしてみると,クリック感がないうちにスイッチがはいることはなくなったようだ. なので,全部ネジをしめて修理をおわった. もしかするとネジをしめすぎて,タッチパットがかたくなりすぎたかもしれないが,そのうちまたゆるんでくるだろう. いずれにしても,これで当分は安心してつかうことができるだろう.