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北京での最初の夕食

ICAM-BM 2014 という学会で発表するために北京にきた. 2 日めの夜がここでの最初の夕食だ. とまっている Hutong Inn というホテルがある小道にはいる角の店が比較的はいりやすく,かつよさそうにみえたので,そこにはいった. ひとりなので主菜はひとつしかたのめないが,鶏の手羽先の料理の味はよかった.

店にはいると,入口ちかくの席に案内された. 風がはいってきてすこしさむいが,まあよかろう. おおくの店には入口にドアがないか,あけたままだし,暖房はよわい. かわりに風がはいらないように厚手の透明なビニルの短冊で入口をおおっている. ここもそうだ. 暖房温度は規制されているのだろう. ホテルの部屋もさむいし,学会会場でもたいていのひとはジャケットを着ている.

野菜の適当な料理がみつからなかったので,14 元のサラダをたのんだ. メインは手羽先の料理で 35 元. 写真では焼いているようにみえたが,でてきたものはだいぶちがっていて,しいたけとともに煮込んであった. それとごはんをたのんだ.

高校生くらいの男子がごはんを最初にもってきたが,母親らしきひとから小言をいわれて,ようすをみにきた. 中国語なのでわからないが,たぶん,ごはんをだすのがはやすぎるといわれたのだろう. だしてしまったものをひっこめるわけにもいかず,そのままになった.

サラダにはとくに中国的なところはない. レタスやトマトにドレッシングがかけてあるだけだ. 手羽先はマイルドなスパイスがきかせてあって,私の口にはあう. その後もそれによく似た味やかおりがあったところをみると,そういうシーズニングをつかっているのだろう. (写真をとればよかったが,わすれていた). 汁がかなりあったので,最後はそれをごはんにかけてたべた. あわせて 51 元をはらって,店をでた. 複数のひとで店にはいれば 51 元でもっといろいろたのしめるだろうが,しかたがない.

この店は串焼きもやっている. 串焼きならば,ひとりでもたくさんたのむことができる. もう 1 回ここにきてもよいとおもった.

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