ICAM-BM 2014 という学会で発表するために北京にきた. 学会の会期は 2 日間だ. 朝食は会場ではたべられなかったが,2 回の昼食と 2 回のバンケット (夕食) は会場のホテルでたべた. 特別によいわけではないが,満足するべきものだとおもう.
初日には朝食もそこでたべられるようにおもっていたが,開始直前にすべりこんだので朝食どころではなかった. そうなったのはきちんと場所を確認していなかったため,とおまわりしてしまったからだ. 2 日めには朝食の場所もわかったが,それはそのホテルの宿泊者だけのもののようだった. 一応そのレストランにいってみたが,入口でいろいろもめていた. 券をもっていないとはいれないようだ. なので,やはりここではたべなかった.
2 日めには一応,そのホテルのちかくの地下鉄の駅のそばの店で辛いあじつけをした鶏肉と野菜を皮でつつんだものを買って,途中でたべてきていた. 店のそばにはたべるのに適当な場所はなかったが,ひえないうちにたべたいとおもっていると,ぐあいよくつくりつけのベンチがあったので,すこしさむいが,そこでたべた. 「ひえないうち」 とおもったが,そもそも皮以外はあたためていないので,最初からほぼひえていた. ホテルについてからたべても,あまりかわらなかったかもしれない. 駅のちかくで,いったいどういう客を相手にしているつもりなのだろう.
昼食・夕食は 2 日間ともついている. どちらもホテル内のレストランだ.
昼食はバフェ (buffet) だ. そこそこの品数だ. 汁のあるものを,ひとさらにまぜてのせるのはあまりありがたくないが,しかたがない. まんなかにごはんをのせて,分離することをこころみるが,あまりうまくいかない. 肉よりは野菜もののほうがおおいのは予算的な理由かもしれないが,私はそれで満足だ.
夕食はたいていの国際学会ではバンケットとレセプションというくみあわせだが,ここでは 2 日間ともパンケットというなまえだ. レセプションなどという中途半端なものでは中国人は満足しないということだろうか.
ひとりで参加しているので,両日とも,ひとつだけあいている席にすべりこんだ. 2 日めにはすでにまわりのひとはたべていたが,まだ前菜であり,大半がのこっていたので,よいタイミングだった. その席にもっとおくれてきたひとがはいると悲惨だ. そういうこともかんがえて,のこった席にとびこんだわけだ.
初日のテープルでは料理はどんどんはけていた. しかし,2 日めのテーブルでは料理がかなりあまっていた. のこすのはもったいないとおもうのでどんどんたべていると,となりの席の若い男から,よくたべるといわれた. 2 日めは海鮮レストランということだったが,料理の内容が初日とそんなにおおきくちがうようにはみえなかった. えびはほとんどおなじものが両日でていた. 2 日めにも肉の料理がいくつかあったが,そのうちひとつは半分ちかくがとうがらしであり,最初はそれももろにたべたら火がでた. とうがらしはほとんどのこっていた. 初日には沖縄そばのようなものもあった.
酒はワイン以外にはあまりない. ワインは「長城」がついているので比較的ちかくでできたものなのだろう. 筒にはいっていて,比較的たかそうだ. とくによいアロマやブーケがあるわけではないが,バランスがとれていて,よいワインだとおもった. たのめば白酒もあるようだが,老酒はない. ほかの店でもそれはみなかった.
2 日めには中国の伝統音楽の演奏がついていた. しかし,となりのひととけっこう話をしていたので,あまりきいていなかった.
バンケットというと通常はアナウンスや表彰があるものだが,そういうものはいっさいなかった. 次回の会議については閉会のときに案内があったが,それも 2 年以内というだけで,時期も場所も未定のようだった. きめておいたほうがひともあつまるとおもうのだが…
関連項目