Yahoo! shopping デイシン Dasyn にて透明な中空地球儀とその特別版である "I AM KENJI" 地球儀の販売をはじめた.
アマチュアでもものづくりができるようになった時代の「熱」をつたえる本だ. ものづくりに関してプロとアマチュアの差がすくなくなったと書いている. 減ったのは事実だが,とくにハードウェアに関しては,売り物をつくるのはそんなに容易なことではない. 著者は「熱」にうかれて,そこに気づいていないようにみえる.
評価: ★★★☆☆
関連リンク: Maker ムーブメント宣言@Amazon.co.jp.
タックス・ヘイブンというとちいさな南の島国のイメージがあるが,この本はそれよりイギリスのような国のほうがたちがわるいという. ロンドン (のオフショア金融センター) やもとイギリス領のほうが税金のがれにやくだっているということだ. 対抗策はよわいが,税金のがれの方法に関して理解をふかめていくれる本だ.
評価: ★★★☆☆
関連リンク: タックス・ヘイブン@Amazon.co.jp.
これまで,3D プリンタのヘッドをらせん状にうごかして,うすい皿を印刷してきた (「螺旋状 3D 印刷による輝く皿の 3D 印刷のビデオを YouTube に投稿した」, 「変化するハート型断面をもつ皿を 3D 印刷するビデオを YouTube に投稿した」). この方法は CAD でデザインする従来の 3D 印刷法とはまったくちがうので,かんたんにはできない. この方法ほどきれいにはできないのだが,従来の CAD をつかって似たことができないかとかんがえてためし,それなりの結果をえることができた.
後藤さんらを人質にした ISIL (イスラム国) は日本が「十字軍」に参加したといった. マスコミなどではそれを安部総理の発言とむすびつけたが,それはむしろ集団的自衛権のことをさしていたのではないだろうか? 集団的自衛権をもつときめた政府の意図が ISIL に無関係だったとしても,かれらはそれが自分たちにむけられたと感じたとしてもふしぎではないだろう.
著者は,これまで欧米諸国がイスラムを理解しないまま中東に介入してきたが,そのやりかたが限界に達したことを指摘している. イスラム国に関してもそのテロリズムや情報のだしかたなどに反対しながらも,この問題の理解なしに武力による解決をはかっても成功しないであろうことを指摘している.
イスラムへの深い理解にもとづく著者のこういう主張は貴重なものだが,てばなしでこの本を賞賛しているようにみえるおおくの評者とはちがって,私には釈然としないおもいがのこる. 日本が平和的な手段でのみこの問題にかかわっていくことを著者はもとめているが,自衛権・集団的自衛権の問題は中東・イスラムとの関係だけできめられるものではないし,イスラム国に「宣戦布告」された日本がたたかわない道を選択することが可能なのかどうかもわからない. この本の複雑な論理がおおくの日本人に理解しうるものなのかどうかも疑問だ. しかし,すくなくとも解決するべきおおきな課題をなげかけていることはまちがいない.
評価: ★★★★☆
関連リンク: イスラム戦争.
「修理したキッチン水栓の経年変化」 に書いたように,うまく修理できなかったキッチン水栓の水もれを何度かなおしてきたが,最近ではその水もれがとてもひどくなってしまった. 水栓を交換するのが一番よいとはいっているのだが,まだ放置されている. どうにかしようとおもっているうちに,ひらめいた.
母が手すりを必要とするようになり,家のなかの 5 箇所に設置した. 楽天で部材を発注し,自分でとりつけた. 2 x 4 の柱の位置がわかりにくくて,壁は穴だらけになったが,なんとか固定した.
タイトルにまで「マッシュアップ」がはいっているから,なにかそれらしいことを書いているのかとおもって買ってみた. しかし,なんの説明もない. 経産省がこのことばをつかっているから,なにもかんがえずにつかっているだけのようだ. SCM についてはもちろん書いてあるが,もっとよい本がある. つまらない本を買ってしまった.
評価: ★☆☆☆☆
関連リンク: 民法サプライチェーン・ロジスティクス.