最近,テレビで「エスカレータ上をあるくのは危険なので,ねばりづよくやめるようによびかけている」という話をきいた. しかし,もう何 10 年もまえから,ひとびとはエスカレータ上をあるく習慣になっているともいう. それなのに「あるいてはいけない」なんていうのはナンセンスだ. 安全にあるけるエスカレータを開発するべきだ.
関東ではエスカレータは右側をあけてのる習慣になっている. 左側は基本的にあるかずにつかうひとのため,そして右側はあるいてつかうひとのための場所だ. もう何 10 年もまえからそうなっているようだ. それなのに,エスカレータ上をあるくのは危険だから,やめるようによびかけているひと (組織) がすくなからずあるらしい. エレベータの設置者はそうするほかないのだろうが,メーカに関してはそれだけでは怠慢といわざるをえない. みんながあるいてつかうようになっているのなら,製品をそれに対応させるべきだ. 危険とわかっている製品を売りつづけるのは責任回避だ.
そういうわけで,私はこれからも (あるくのはやめずに) エレベータはできるだけ安全にあるくようにするつもりだ. それでのこる危険をなくすのはメーカのやくわりだ.