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Generative Art 2015 での発表と展示,そして食事

Generative Art 2015 (GA 2015) という会議で 3D 印刷作品の展示と発表をするためにヴェネチアにきた. 発表はアート系のひとにはわかりにくかったとおもうが,ビデオや写真を多用して,イメージがつかめるようにしたつもりだ. 展示は準備しているときからつぎつぎ質問をうけた. みているひとの数もおおかったので,成功したようだ.

8 時から展示の準備をし,12 時から発表することになっていたが,フライトがキャンセルされて到着がまる 1 日おくれたために,12 時直前にようやく到着した. 発表後すぐに展示物をみせたほうがよいのではないかという配慮で発表の順番は変更され,12:40 くらいから発表することになった. しかし,まえの 2 人の発表がのびたので,結局,発表は午後の最初にまわされた.

食事はいつもおなじ店にいく. 昼食はアムール貝のパスタだったが,パスタの量はすくなかった. つぎにでたティラミスのほうがボリュームがある. コーヒーはもちろんエスプレッソ. チーズを注文したひとに 1 個わけてもらった.

おくれていることでもあるので,発表はなるべくはやく,きりあげた. それでも,わかるひと (技術系のひと) にはわかったようだ. アート系のひとにはけっこうわかりにくかったとおもうが,それでも 3D プリンタで印刷するところのビデオをみせたりしたので,それなりの印象はあたえられたのではないかとおもう. しかし,3D 印刷のようすをみたことのないひとには,通常の 3D 印刷との差はわからなかっただろう.

発表の最後に LED で証明した地球儀をちょっとみせたが,はなれた場所からみてもわからなかったとおもう. その時点ではまだ展示の準備はできていなかったし,すぐにつぎの発表にひきついだ.

休憩時間にすこしずつ展示を準備した. かべはほとんどうまっているので,机を借りてひとつのへやの中央におき,展示物をならべた. ボタン電池式の LED の照明器具で地球儀などを照明する. やや暗い場所なので,照明がはえる. 照明のない部分はすこしみづらい. 机はおもったよりちいさいものだったので,用意していたディスプレイはださなかった. LED の照明器具の効果はやはり抜群であり,そのためにへやをくらくしようというひとまで,あらわれた. しかし,ほかの展示もあるので,それは実現しなかった.

LED 電球を点灯してシェイドをみせようとかんがえていたので,まず点灯させることができるか,ためしてみた. 日本では電源が 100 V なのに対して,ここでは 220 V. そこで,2 個の電球を直列につなげる電源コードを用意していた. 最初は 2 本の電源コードのうちの 1 本がうまくさしこめなかったので,110 V のコンセントをあけて調整する必要があったが,それでうまく点灯させられるようになった. しかし,机はへやの中央にあるので,とりあえず点灯させないまま展示することにした. この LED はあとでつけてみたので,写真とともにあらためて書く.

IMG_1232.jpg

発表のときは英語がつたないせいか質問者はいなかったが,展示を準備しているあいだにもひとはつぎつぎやってきて,質問してくるひとも何人かいる. 数人からきかれたのは,なぜ極座標でなく円筒座標をつかうのかということだ. 発表でもその理由がうまく説明できていなかったが,質問にこたえるときにもかならずしも適切にこたえられなかった. モデルを変形 (deform) させるときは極座標でもよいが,3D タートル・グラフィクスのときはタートルをうごかすひとが重力の方向をみうしなわないようにするのに極座標 (フライト・シミュレータとおなじ座標) は便利でないということだ.

夕食は昼とおなじレストランで,シーフードざんまいだった. オードブルはやまもりのタコ,イカ,ちいさなさかな (アンチョビ?) など. シーフードいりのリゾットのあとに,ひらめと煮た野菜. まわりには,のこしているひともけっこういる. 日本人なら普通は全部たべないくらいの量だが,私はもちろん,のこさない. シーフードばかりなのでケーキも fish cake なのでは… と冗談をいったが,ケーキはチョコレート・タルト (?). そのあと,のみものがでるまでにけっこう時間がかかったのでかえってしまうひともいたが,私はあいかわらずエスプレッソだ. まわりのひとはあわせて食後酒 (グラッパ) を注文していた.

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キーワード: ジェネラティブ・アート, ジェネラティブ・デザイン, ジェネレーティブ, 3Dデザインランプ

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