AnyCubic Kossel 3D プリンタ 2 号機にファンをつけるついでに,モータ・ドライバのヒートシンクについている両面テーブを熱抵抗のちいさいものに交換しようとした. その過程で失敗して,またショートさせ,けむりをださせることになってしまった. 今度は Arduino の USB インターフェースがこわれて,交換が必要になってしまった.
基板をみると,ヒートシンクの位置がずれている. 熱をもつと両面テープがやわらかくなって,ずれるためだろうとかんがえた. だんだんずれると事故のもとだし,そもそもいまは熱抵抗がおおきい普通の両面テーブがつかわれているようだ. そこで,このテープを交換して熱抵抗をさげようとかんがえた.
だいぶまえに買ったサンハヤトのヒートシンク用両面テープを,最初は LSI のおおきさにきってつけた. そして電源をいれたとたん,けむりがでてきた. あわてて電源をきったが,もうまにあわなかった. しらべてみると,Z 軸のモータ・ドライバにやけたあとがある. ヒートシンクが 2 箇所で部品に接触し,ショートさせたのだ. 両面テープをちいさくきりすぎたのが敗因だ.
そこで,やけたドライバを交換して,両面テープも交換した. そして電源をいれてみたが,もうだめだった. LCD がつかない. それどころか,Arduino に PC からの USB をつないでも,PC が反応しない. 事故がおこったのは Ramps 1.4 基板上だが,それでなぜか Arduino の USB インターフェースがこわれてしまったのだ. この基板はすでに一度ショートさせてレギュレータをこわし,交換しているが,今度はちょっと I/O 用 LSI の交換はできない. ついに基板を交換せざるをえなくなってしまったが,きょうはてもとに代用品がないので, あらためて交換することにする.
2016-9-2 追記: Arduino の基板をべつのものにとりかえた. この基板では Windows 10 で COM ポートを認識しなかったので,対策された Arduino 用のドライバをいれる必要があった. モータ・ドライバはやけこげたものだけでなくて,結局 4 個すべてを交換さぜるをえなかった. ショート事故をさけるために,ヒートシンクの底には全面に両面テープをはるとともに,側面にも写真のようにビニルテープをはるか,収縮チューブをかぶせることにした. こんなにいろいろショートの危険があるとはおもっていなかった.