ABS での 3D 印刷にスティックのりをつかってみた
これまで,3D 印刷の材料として ABS をつかうときは,カプトン・テープをはったプリント・ベッドを 90℃ くらいに加熱してつかっていた. これでは PLA との交換が容易でないので,スティックのりをつかってみた. これでけっこううまく印刷できる.
これまで,3D 印刷の材料として ABS をつかうときは,カプトン・テープをはったプリント・ベッドを 90℃ くらいに加熱してつかっていた. これでは PLA との交換が容易でないので,スティックのりをつかってみた. これでけっこううまく印刷できる.
最近つかっているハンダごては 40 W だが,あたたまるのがはやい反面,すぐに過熱する. ハンダがすぐにさびてしまう. 温度制御があるべきではないかとおもっていたが,あまり売っていない. たまたま ebay.com で 800 円くらいのをみつけて買った. ためしてみて,いろいろなことがわかった.
最近の 3D プリンタでは “all metal hot end” なるものがつかわれるようになってきている. ほんとうに all metal であるものもあるようだが,最近の主流はどうやら一部に PTFE (テフロン) をつかったものであるようだ. 私がつかっている AnyCubic Kossel もそのひとつだ. これでは汎用性がとぼしい.
3 台めの AnyCubic Kossel をようやくほぼ調整した. 最初はなぜか,よほど高温でなければ印刷できなかったが,その問題をまず解決し,ほかの問題も解決して,最後にのこったのが,印刷物表面にモアレ風しまもようができるという問題だった. それもようやく解決して,ほぼ調整は完了した.
3 台の AnyCubic Kossel をつかっているが,完璧なものは 1 台もない. みな,ちょっとした持病をもっている.
3 台の AnyCubic Kossel を 1 台の Windows 10 マシン (HP のノート) につないで駆動したら, Windows 10 が 2 回おちた. プリンタは全部とまり,電源をいれなおさなければならなかった. そのため,1 台は Windows 10 タブレットで駆動するようにしてみたが,今度は電池がもたないという問題がでてきた.
会社づとめをしているあいだは職業をきかれればただちに「会社員」とこたえていた. しかし,退職したいま職業をきかれるとどうこたえてよいかよくわからない. すこしかんがえて,とりあえず職業は「自営業」,職種は「プロトタイプ・クリエイター」とこたえようとおもった.
つとめていた会社を 7 月末に退職して,家のちかくに借りた部屋を 3D 印刷工房として,「輝く軽い 3D 印刷」から,なにがしかの収入がえられるようにしようとしている. 単独でやっていても発展しないとおもうので,コラボレーションをめざしてまず中野ブロードウェイにある 3D プリンタ屋にいってみた. そこで照明デザイナーを紹介されて,3D プリンタ屋の店長もあわせて 3 人でコラボレーションしつつある. 最初のイベントは ICTCO のコンテストだったが,12 月には 3D 印刷による USB ランプシェードのワークショップをひらこうとしている.
特許を出願するのに電子出願を利用しているが,そのためのソフトはあまりにお粗末だ. Windows 10 がでてからしばらくはそれに対応しなかったし,最近は Windows 版のソフトにバグがみつかったので解決するまでダウンロードを停止しているのだという. これでは電子出願できない.
最近,Yahoo! の店 (Dasyn, デイシン) で 3D 印刷シェードつきの照明器具を売っている. いまのところ電源として 100 V と 5 V (USB) をつかっているが,12 V も魅力的だ. そこで ebay.com と aliexpress.com から 12 V の電源機器を輸入してみたが,そのなかにとんでもないものがあった. くるまの 12 V 電池は強力だから,火災もおこしかねない. 12 V 機器の販売には慎重さが必要だ.