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DIY (日曜大工) とものづくり・実験:道具 (ツール)

温度制御ハンダごてでの LED のハンダづけ

最近つかっているハンダごては 40 W だが,あたたまるのがはやい反面,すぐに過熱する. ハンダがすぐにさびてしまう. 温度制御があるべきではないかとおもっていたが,あまり売っていない. たまたま ebay.com で 800 円くらいのをみつけて買った. ためしてみて,いろいろなことがわかった.

s-l1600-4.jpgプラグが US タイプであるのを写真でみて,これならよいとおもって買ったのだが,とどいてみると 220 V 用だった. しかし,250℃ くらいなら 100 V でも問題なくつかえることがわかった. 220 V だと 60 W なので,100 V なら 30 W になるのだろう. 220 V なら 400℃ 以上にすることもできるが,そんなに高温にする必要はない. それでも 30 W ではコテ先の温度がさがったときになかなか回復しないとかんがえられるので,200 V に昇圧してつかうことにした.

最近はスズメッキのスルーホール基板に LED をハンダづけしてつかっているので,温度制御ができればそのハンダづけがうまくいくのではないかとおもって買った. さっそくためしてみたが,まずはスズがとけないくらいの低温でためしてみる. 200℃ ならハンダはとけるがスズはとけないはずだ.

しかし,第 1 にそんな微妙な調整はできないことがわかった. 200℃ に設定してもコテ先はそれよりたかい温度になることがあるので,スズはとけてしまう. あるいは,スズではなくてハンダがつかわれているのかもしれない.

それに,第 2 に 200℃ ではハンダの粘度がたかくて,スルーホールにははいらない. ネットでしらべると,スルーホールにハンダをながしこむには逆に 250℃ 以上の温度が必要だと書いてある.

そこで,275℃ くらいに設定してハンダづけすると,スルーホールのハンダづけはうまくいくことがわかった.

5630 という LED チップをうまくハンダづけしたいのだが,温度制御できればそれがうまくいくのではないかとかんがえていた. このチップは LED 電球でよくつかわれているのだが,端子がちいさくて,手ではハンダづけしにくい. これまでつかってきたハンダごてではチップのプラスティックをとかしてしまう.

この温度制御つきハンダごては,コテ先が細いので,その端子にうまくコテをあてることができ,かつ,温度をさげておくとプラスティックをとかすこともない. それでも,ハンダののりはあまりよくなくて,うまくハンダづけできたのかどうかがわかりにくい. まだなれていないので,ときどき失敗しているようだ. ときどき,点滅する LED ランプができる.

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