AnyCubic Kossel を 3 台もっているが,そのうち 2 台はエクストルーダの修理が必要になっている. 精度がわるいことが一因だが,ABS をつかった 3D 印刷部品の強度がたりないことが最大の問題だ.
最初の 1 台はとくに問題なかったのだが,あとの 2 台は PTFE パイプのコネクタ (streight push) がエクストルーダにねじこめなかった. エクストルーダの ABS 部品にあけられたあなが,おおきすぎるのだ. 一応はめられるのだが,ひっぱるとぬけてしまう. これでは印刷にたえられない. そこで,エポキシ樹脂の接着剤をつけて,コネクタをかためてしまった (下の写真).
そのうちの 1 台はさらに,フィラメントをおさえつける部品がわれてしまった. そのためにフィラメントがうまくおくられない. 最初はわれていることに気づかず,フィラメントがおくられない原因をほかでさがしていた. これもエポキシ接着剤で解決をはかった (下の写真). われている部分はわかりにくいがネジの左側だ.
これで,うまく印刷できるようになった. AnyCubic Kossel のプラスティック部品はしだいに射出成型したものにおきかえられているが,それが一番必要なのはエクストルーダなのではないだろうか?