11 月 10〜12 日にパシフィコ横浜でひらかれた Handmade Makers' で「かる〜い地球儀」, 陰影がきれいな USB ライト,クリスマス用装飾電球を展示してきた.売り上げはすくなかったが,いくつかの関係をとりむすぶことができた.
この展示会での出展のおおくはアクセサリーなど,女性向けの商品であり,展示者も来客も大半が女性だ. それは予想していたことだが,Creema, Minne, Tetote などのサイトと同様に,こういうひとたちは地球儀やライトをみて「きれいだ」とはいってくれるが,なかなか買ってくれない. というわけで,売り上げはかぎられていたが,とくに 3D 印刷にセンシティブなひとにはアピールできたとおもうし,いくつかの関係をとりむすび,名刺交換することができた.
当初,今回は 3D 印刷にあまり重点をおかないようにしようとかんがえて,これまでデザイン・フェスタなどでやってきた印刷実演をやめようとかんがえていた. そういうわけで初日は 3D プリンタなしで展示していたが,それでは展示の意図がわからずにほとんどのひとがとおりすぎてしまう. すこし目をひくために,2 日めには電車でデルタ型のプリンタと PC とをもっていった. Kossel Mini は片手でもてるので,こういうときにもちあるくのに便利だ. ただし,朝は 8 時ごろに電車にのるので,丸ノ内線と副都心線はかなり混雑している. 乗車位置を慎重にえらんで,そこはのりきった. 意外だったのは横浜からみなとみらいとのあいだがもっとも混雑していたことだ. さいわい出口の横の位置を確保していたので,ここも問題なくのりきった.
3D プリンタで実演していても,それが 3D プリンタであることを認識せずにとおりすぎていくひともすくなくないのは,予想外だった. それでも,3D プリンタやめずらしいものに興味があるひとは目をとめてくれる. とくに,こどもはたいてい興味をしめす. 7 分で印刷できる 3 cm の地球儀の印刷を実演していたが,最後までくいいるようにみていたひとたちにはできた地球儀をあげてきた.