DIY で 3D 印刷するひとのサポートを目的として 3D プリンタの部品やツールを販売している. ノズル・クリーナも販売しているツールのひとつだが,ほそいドリル刃をどうやって顧客にこわれずにとどけるかがひとつの課題だ. そのために 3D プリンタでケースをつくった.
DIY で 3D 印刷するときのひとつの問題は,3D プリンタの部品やツールが国内では手にはいりにくいために入手に時間がかかることや,国内ではかなり高価なことだ. あらゆる部品やツールをそろえることはできないが,自分がつかうものについては自分が必要なぶんをこえる数量を発注して,つかわないぶんを安価に販売することで,ほかのひとをサポートすることができるとかんがえた.
販売しているもののひとつがノズル・クリーナだ. ノズル・クリーナはノズル径とひとしい,ほそいドリル刃だ. 0.6 mm くらいの径になると折れにくくなるが,0.2 mm ともなると,折れないように発送するにはかなりの注意が必要だ. 以前 ebay.com で 0.2 mm のノズル・クリーナを検索すると,刃が折れた写真が掲載されているのはおわらいだ (いま検索してみると,みつからなかった).
0.2 mm のノズル・クリーナの注文をうけて,梱包をかんがえる必要が生じた. 場当たり的な方法はやめて,3D プリンタでケースをつくって,いれることにした. ケースといっても,単なる円筒でよい. これなら 1 個 1 分以下でつくれる. このなかにプラスティック・フォームをいれて固定すればよい (下の写真). これで,たぶんうまくとどいたのだとおもう.