AnyCubic Kossel の電源不良
AnyCubic Kossel 2 号機はときどき印刷中に停止したり,ステッピング・モータの回転がすくなかったり,いろいろ問題があった. それが,ついに印刷中に頻繁に電源がとまるようになってしまった. すくなくとも電源に関してはアダプタに問題があることがわかった.
AnyCubic Kossel 2 号機はときどき印刷中に停止したり,ステッピング・モータの回転がすくなかったり,いろいろ問題があった. それが,ついに印刷中に頻繁に電源がとまるようになってしまった. すくなくとも電源に関してはアダプタに問題があることがわかった.
iPhone 用のランプシェードをつくろうというワークショップとデザイナとのコラボレーションのために「波のランプシェード」のモデルをつくり,それを実現する Python プログラムと Web インタフェース (CGI) とをつくった. 波のモデルについてはワークショップの報告にすこしだけ書いたが,まだどこにもちゃんと書いていない. ここではそれをもうすこしきちんと書いてみたい.
3D らせん印刷という独自の 3D 印刷法によって,地球儀など,中空の球をつくってきたが,ちいさい球が中心だった. 10 cm の地球儀もつくってきたが,しばしばゆがんだかたちになっていた. 最近,印刷プロセスを最適化して,直径 2 cm 以下の球から 16 cm までの球がだいたいうまくつくれるようになった.
らせん 3D 印刷では印刷時にヘッドを縦横に波打たせる. それによってフィラメントのピッチが変化するなどする結果,光をあてたときに反射・屈折が場所によって変化する. 印刷した中空球をターンテーブルにのせて背後から光をあてると,それがよくわかる.
らせん 3D 印刷でつくったちいさな中空球をイヤリングなどのアクセサリー材料としてつかったみたいという声を何人かからきいていた. これまでつくったものは,ちいさくても直径 3 cm くらいだったが,もっとちいさいものがつくれるようにくふうして,直径 8 mm のものまでつくってみた. 実際,それをつかってブレスレットまでつくってみた.
これまで,3D 印刷したシェードをつかって AC 100 V と USB つまり DC 5V の照明器具をつくってきたが,これからは DC 12 V を主力にするつもりだ. 5 V でなく 12 V なのはそのほうが効率がよいこと,車両用のランプやテーブライトで 12 V がつかわれていることが理由だ. この 12 V 器具のためにどのようなコネクタをつかうべきか,だいぶまよった. しかし,すくなくとも廉価版の器具にはプリント基板などでつかわれる 4 ピンのコネクタをつかうことにきめた.
らせん 3D 印刷でつくった 14〜16 cm のおおきな中空球をつよくたたくと,高い衝撃音がする場合があることがわかった. バレーボールやバスケットボールにたくさん空気をいれてたたいたときの音にちかい.
「波のモデル」にもとづいて 3D 印刷したランプシェードの表面に模様をつけているが,これまでは整然とした波だけをかんがえてきた. それにくわえて,海の波をイメージしたランダムな波のシェードをつくってみた. 1/f の波が比較的よいようにおもうが,どうもランダムからはずれているようにおもえる.
アメリカはシリアのアサド政権が化学兵器をつかった攻撃をおこなったとして,シリアの軍事基地をミサイル攻撃した. しかし,化学兵器がつかわれた可能性が非常にたかいとしても,それをやったのがシリア軍だという証拠は十分でないようにみえる. 不法に大量破壊兵器を開発したとしてイラクを攻撃したブッシュのやりかたに似ているようにおもう. 「アメリカファースト」のトランプはどこにいったのか?!
カンブリア紀には現在存在するすべての動物の「門」が出現したといわれている.それ以降ももちろん生物の進化はつづいているわけだが,カンブリア紀にくらべるとちいさな変化でしかない. それと並置してよいかどうかわからないが,音楽に関しては 1960 年代にほとんどのことがためされて,それ以降の変化は比較的ちいさいようにおもえる.
昨年 7 月に H 社を定年退職した.この会社はひとを大事にする会社だ.それはよいことにちがいないが,裏面もある.ひとを大事にするということは社員にリスクをとらせないということだ.社員がのぞんでもリスクをとることができない,しかも会社もリスクをできるだけさける必要があるから,新規事業を開拓しにくい.私はもうすこし会社にのこることもできたはずだが,そうしなかったのはリスクをとって起業したかったからだ.
最近買った HP の中古ノート PC は,BIOS のパスワードがわかっていない.Windows 10 の設定では sleep しないようにしているにもかかわらず,BIOS の設定ですぐに sleep するようになっているようだ.しばらくは不便を感じながらも sleep するのをそのままにしていたが,コマンドプロンプトをひらいて ping をずっと動作させることで sleep しないようにした.
東京ビッグサイトでひらかれた Japan Hobby Show 2017 をみてきた. 昨年,横浜でひらかれた Handmade Makers には Dasyn.com として出展したが,ほとんど興味をひかない悲惨な状態だったので,今回は出展せずに見学してきた. 「メーカー」として登録していったので,無料でみることができた. "Hobby Show" といっているが非常に分野はかぎられていて,他の分野で出展しても効果がすくないことが想定される. 夏に "Handmade in Japan Fes" というもよおしに出展することをきめているが,どうすれば効果をあげられるか,真剣にかんがえる必要がありそうだ.
「12 V 系 3D 印刷照明器具のためのコネクタの選択」という項目でプリント基板用のコネクタを照明器具につかうつもりであることを書いた. しかし,やってみるとこのコネクタをつかうのは,けっこうてまがかかることがわかった. そこで,もうひとつの案として GX12 という金属製のコネクタをつかう案を検討することにした.