「12 V 系 3D 印刷照明器具のためのコネクタの選択」という項目でプリント基板用のコネクタを照明器具につかうつもりであることを書いた. しかし,やってみるとこのコネクタをつかうのは,けっこうてまがかかることがわかった. そこで,もうひとつの案として GX12 という金属製のコネクタをつかう案を検討することにした.
写真のコネクタが 5 ピンの GX12 コネクタだ. GX12 には 2 ピンから 6 ピンまであるが,現在は 5 ピンをつかうことをかんがえている. 白色や電球色の LED のためには 2 ピンあれば十分だ. また,RGB 3 色の LED (テープライトなど) のためには 4 ピンあればよい. しかし,これらを併用するときは 5 ピンあるとよい.
アース線 (0 V) と白色の線 (−12 V) をつかえば白色や電球色の LED を点灯させることができる. また,アース線と R, G, B の線 (−12 V) をつかえば赤,緑,青の LED を点灯させることができる. これらの線を 5 ピンのコネクタで配線しておけば,ランプをとりかえることで,どちらにも対応できる. また,リモコンを 2 個 (白色用と RGB 用) つかうことで,両方のタイプのランプを制御することができる.