最初の AnyCubic Kossel の調整の際にはフィラメントのおくり量を計測して調整したはずなのだが,その後,すっかりくるってしまっていた. そのために,プログラム中で Rostock MAX と AnyCubic Kossel とでまったくことなるパラメタを指定するようになっていた. ようやく再度調整して,Rostock MAX との差もなくなった.
フィラメントのおくりを計測しようとかんがえた最大の理由は,3 台の Kossel に関するプログラム中のパラメタの値を統一したかったからだ. ファームウェアのパラメタ設定において,これまで 370 という値だったパラメタを,調整の結果 160 くらいにすればよいことがわかった. なんと 2.25 倍のはやさでフィラメントをおくっていたことになる. そのために,プログラム中で指定するフィラメント断面積の値は 1/2.25 になっていた. 調整後はそれを 2.25 倍すれば,プログラムのほかの部分はかきかえずにつかうことができる.
3 台のあいだのちがいを調整するのが目的だったのだが,1 台だけ 158 という値が最適だが,他の 2 台は 160 が最適だという結果になった. これまでパラメタに差をつけてきたのに,なぜ同一のパラメタでよいのかわからない. しかし,ともかく当面はこれでやってみることにする.