車庫にいれたくるまのエンジンをかけたまま周囲の状況を確認しようとして,いったんくるまからでた. そのとき,ドアがしまってしまった. JAF をよぶという方法もあったが,解決の糸口はあったので,30 分くらいあれこれやって, ようやくあけることができた.
家に妻がいれば,もうひとつカギがある. しかし,あいにく,でかけていた. しまったドアは半ドアだったが,すべてのドアはロックされていた.
最初にかんがえたのは,半ドアなので,それを利用してあけられないかということだった. しかし,ロックされているので,あけることはできなかった. 半ドアだとわずかにすきまがあるので,そこから針金くらいはいれることができた. しかし,そのすきまにはいるくらいの細い針金では,なにもできなかった.
そのとき,助手席の窓がすこしあいていることに気づいた. それを利用してむりやり窓をあけるか,半ドアよりはひろいそのすきまから,なにかをつっこむことができるだろう. むりやりあけるのは,あまりかしこい方法ではないとおもったので,まずは半ドアにつっこんだ針金をいれてみた. これでパワーウィンドウのスイッチをいれて窓をあけるか,ドアのロックをはずすことをかんがえた. すきまがひろいので,スイッチにもロックにも,針金をちかづけるのは容易だった. しかし,細い針金ではちからがかからない. そこで,もっと太い針金を用意した.
太い針金でまずスイッチをおそうとしたが,うまくいかない. そこで,針金のさきをまげてロックにひっかけて,ひっぱってみた. これはうまくいった. これでドアがあけられたので,パワーウィンドウのスイッチをいれて助手席の窓をあけようとした. エンジンはかかったままなので,パワーウィンドウはもちろん動作した. この窓から運転席のドアをあけた. これも,助手席の横がせまくてからだを車内にいれることができないので,針金をつかってあけた. これでようやく解決することができた.