[ トップページ ]
DIY (日曜大工) とものづくり・実験:3 次元印刷 (3D printing)・CAD

螺旋 3D 印刷のデザイン・コストではデザイナをささえられない ?!

螺旋 3D 印刷は低コストであることが重要な特徴だ. 3D 印刷は大量生産むきの技術ではないから,低コストであることをいかすにはデザイン・コストもさげなければならず,デザインだけで生活するデザイナをささえるのは困難だとおもえる.

これまでデザイナとのコラボレーションをめざしてきたが,これまでの試行でわかったのは,デザイナをつかうことがコスト的にむずかしいということだ. すなわち,3D 印刷品のデザインでデザイナをささえるためには,製品をかなり高い価格にしなければならない. 螺旋 3D 印刷は低コストを売りにしているので,デザイナをつかうことはそれに矛盾する可能性がある. 逆にいえば,低価格で売るためにはデザイナに多く支払うことができず,デザインやブランディングだけで生計をたてるデザイナの生活をささえるのはむずかしいということだ. したがって,すくなくとも当面はデザイナをつかわずにすすめる必要があるようにおもえる. ただし,デザイナのかぎられた仕事から多様なデザインをうみだすことができるようになれば,そのかぎりではない. それは将来の課題だ.

キーワード:

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
https://www.kanadas.com/mt/mt-tb.cgi/7300

コメントを投稿

dasyn_bulbchanu004_3.jpeg

螺旋 3D 印刷技術を使用してつくったこのような「3D デザインランプ」を 3d-dl.com で売っています.

Google でブログを検索:

メインページアーカイブページも見てください.
Creative Commons License
このブログはつぎのライセンスで保護されています. クリエイティブ・コモンズ・ライセンス.
Powered by Movable Type