12 年たったエアコンは部屋のひろさのわりに暖房能力がひくいこともあったので,交換することにした. 暖房能力は倍になったが,つよい風がテーブルのうえをふきぬけるのは,ぐあいがわるい. そこで,まがっているフラップにまっすぐなアルミ板をはりつけて風向きをかえた. これでほぼ風はテーブルの下にもぐるようになった.
20 畳ほどのへやで (Panasonic ではない) National の エアコンを 12 年間つかってきた. 家にある電気製品はたいてい私がえらんだものだが,これは母がえらんだ. クリーニング機能がついたやや高級な機種だが,2800 kcal なのでこの部屋を暖房するにはよわい.
このエアコンはまだつかえるが,部屋があたたまるまでに時間がかかりすぎる. また,12 年をこえると効率が急低下するという話もある. そこで,これを 5600 kcal のエアコン (日立 RAS-AJ56G2) に交換した. 最安値にちかい,本体価格が 8 万円台のものであり,クリーニング機能のような気のきいたものはついていない. しかし,それは問題ではない.
運転してみてみつけた問題点は,風向をもっとも下にしても,風が前方にですぎることだ. その位置にテーブルがあるので,そのうえにつよい風がながれて,ぐあいがわるい. 風はできるだけテーブルの下にながれてほしい. そうすれば足元があたたまって,ぐあいがよい. 風が下方にむかわない理由は,フラップが前方にむかってまがっているためだろう.
そこで,フラップを補正して風向きをかえることをかんがえた. 最初はフラップの表面 (フラップがしまった状態では裏面) にアルミ板をはりつけて,フラップをできるだけまっすぐにしようとした. しかし,まっすぐにするにはかなりつよい力をかける必要があり,両面テープでアルミ板をはりつけても,うまくいかなかった.
つぎにためしたのは,フラップの裏面にまっすぐなアルミ板をはりつけることだ. これはうまくいった (写真). 風がつよくなっても,テーブル上の紙が飛ぶようなことはなくなった. 停止したときの体裁よくするにはアルミの表面を白く塗装するとよいが,当面は,部屋をつかっているときはエアコンもつかっているから,このままでもよいだろう.