3D Printing 2018 ほかの展示会が 2 月 14 日から東京ビッグサイトでひらかれた. それほどおどろくべき展示はなかったが,ますます本格的生産のための 3D プリンタが多数展示されるようになり,また 3D プリンタをつかって短時間で製品化するための技術も登場した.
昨年までのこの展示会では,ためしにつくってみた 3D プリンタ,あるいはためしにつくる (初歩的な試作) ための 3D プリンタが多かったようにおもう. しかし,今年は FDM (FFF) 型のプリンタでも製品の製造につながるものが多くなり, また実用的とおもわれる金属 3D プリンタがふえたようにおもう. 全部のブランドをおぼえることができないほど,多数のプリンタが展示されている.
しかし,3D プリンタそのものの展示がほとんどだという状態はかわっていない. 3D 印刷のあらたな応用を提案する展示はすくない. そのなかで,Stratasys のブースでは Swany という会社が「デジタルモールド」というタイトルで,3D 印刷したプロトタイプを大量生産にすばやくつなげる方法を実演してみせていたのが,めだった. (写真は Stratasys の FaceBook からの部分的な引用)