深圳はハードウェア・スタートアップで有名な場所だが,あるのはそれだけではない. ここへきて 7 日めのきょうは LED 照明器具を追っているうちにみつけた 艺茂中心と ADC (Art Design Center) 艺展中心をみてまわった. 朝ホテルをでるときはもっとほかの場所もみるつもりだったが,写真をとりまくっているうちに iPhone の電池がなくなり,さらにコンパクト・カメラの電池もなくなってしまったので,4 時まえにうちきって,あとはあすにまわすことにした. あさっては日本にかえる日なので,この周辺をみてこの旅はおわりだ.
2 日めには地下鉄をつかわずにずいぶん ADC 周辺をあるきまわったのだが,きょうは目的地がはっきりしているので地下鉄をつかうことにした. まだ駅や電車の写真をとっていなかったので,そこからはじめた. ホテルのまえの駅,燕南から 2 号線で华强北までいき,そこで 7 号線にのりかえて红岭北までいく. こののりかえはかなりあるかされる.
つぎのが baidu.cn からとったこのあたりの建物全体図だ.
数日前に OCT Loft という場所に行った. そこもアートをうみだすための場所だったが,ここは店が中心とはいえ,OCT Loft よりはるかにひろい.
红岭北について,まず目のまえのビルからはじめた. まだ意識していなかったが,これが艺展中心という建物だった. (「艺」は「藝」とおなじであり,「藝」がつかわれている場所もあった.) まず建物の周囲をみて,それから,なかにはいった. 照明屋がとても多い. ちょっと目についた照明をどんどん写真にとっていく. (照明屋以外の写真はすくないので誤解されるかもしれないが,実際は照明以外のほうが多い.)
ここは艺茂中心のほか IADC 艺展中心 の 3 つの建物 (一期,二期,三期) がある. IADC の 3 つの建物はあちこちでつながっているので,もはやどの写真がどの建物だったのかはおもいだせない.
ほとんど照明の写真ばかりをとっているが,ここ艺展中心は照明だけを売っているのではなく,アート商品,デザイン商品を売っているので,それ以外のものもときどきうつした.
ここでいったん建物の外にでている.
ふたたび建物内にはいった.
フィラメント電球がとても多用されている. つぎの 2 枚の写真もそうだったとおもうが,iPhone でフィラメントをうまくうつすのは困難だ. 接近しないかぎり,にじんでうつってしまう.
天井がたかいので,店の中を 2 階建てにしているところがしばしばある.
照明器具につけられた LED 電球はきれているものもあるが,きれていればそれほど気にならない. しかし,点滅しているものがしばしばある. これは気になるのだが,店ではあまり気にしていないようだ.
それから,中国製の LED 電球は電源回路がよくないのであまり寿命がながくないうえ,直流点灯になっていないものが多い. 直流点灯でないものをカメラでうつすと,カメラの走査に時間がかかるため,一様にうつらない. ときにはまっくらにうつる. 器具のデザインにはくふうをこらしていても,電球には安価なものをつかっているところが多い. ちかづいてみて,がっかりする場合もある.
LED チップは通常ちいさいので,光にむらができやすい. とおくからみると一様でも,ちかくによると,むらがみえてくる. このようなむらは,あまりきもちのよいものではない. むらをなくすようにもっとくふうするべきなのか,それとも,ときどきあるように LED のつぶつぶを活かすようにするべきなのか…
つぎの (左下の写真) は蛍光管だろうか?
つぎの写真などはちょっと中国らしい. シェードに色をつけて内部には電球色 (または白色) の電球をいれるのは,クリア色のフィラメントをつかった 3D 印刷シェードに電球色の電球をいれるのにちかい.
案内板をみていて,エレベータにいろいろな英語がつかわれているのが気づいた. 荷物用はともかく,ひと用のをどうつかいわけているのだろうか? すくなくとも ladder はエレベータを意味しないだろう.
Airstairs を英辞郎でひいてみると,「内臓タラップ」とあり,航空機の乗降用の階段のようなものをいうようだ. もちろんエレベータのことではない.
右上の写真では ladder ということばがつかわれていて,アイコンもエレベータのものとはちがう. しかし,その場所にいってみるとエレベータがあり,他のエレベータとのくべつはわからない.
ふたたび照明器具にもどる. 以下のスタンドもフィラメント電球をつかっているのだが,写真ではそれがわからない.
つぎの写真は丸枠のうちがわにテープライトかなにかが貼ってあるのがすこし気になってとったものだ.
ここでふたたび照明からすこしはずれる.
ガラス容器にもいろいろなデザインがある.
ADC 艺展中心一期の入り口には日本製の食器がかざられている. ここから艺展中心にはいった.
ためしにフィラメント電球をつかった照明器具全体の写真と,フィラメントがうまくうつるまで接近した写真をならべてみる. どちらもフィラメントのところにフォーカスしているのだが,それでも全体をうつすとフィラメントはうつらない.
つぎの (左下の写真) はうごきがあるのだが,動画はとっていない.
ここまでで,すでに ADC 艺展中心 の一期はほぼ全部みていたのだが,艺展中心の中心部にようやくたどりついた.
空港ちかくにもっと大規模な施設 IADC をつくろうとしているようで,その模型もあるのだが,いまは IADC を baidu.cn で検索しても,なにもでてこない.
最近 iPhone の電池が予告もなく突然なくなる. まだ十分あるようにみえたのが,突然,電源がはいらなくなってしまう. ここで iPhone がつかえなくなったので,コンパクト・カメラにきりかえた.
露出補正を −2 にしているので,かなり暗くうつるが,それでもフィラメント電球はにじんでうつってしまう. ガンマ補正してあかるくしてあるが,それでもまだ周囲は暗い.
最初の写真は一期,二期,三期の中央にある空間にある広告. この空間全体はうつさなかったが,腰掛けなどがあって,ひとやすみできる.
つぎのは色がかわる照明を 2 回うつしたもの.
つぎの写真 (左下) は完全に点滅しているので,もってきたカメラでは何回とりなおしてもうまくうつせなかった.
また照明からすこしはずれる.
ちょっと照明がはさまる.
つぎのは,吹き抜けの上にあるおおきな天窓をうつしたのだったとおもう.
つぎのは多灯器具にみえるが右の写真をみれば 1 灯器具が多数とりつけてあることがわかる. 通常の場所でつかうには困難な構成だ.
日本から出展している店もある.
つぎの 2 枚は変色する器具を 2 回とったもの.ここでビルの外にでた.
ここからはべつのビルのなか.
iPhone はホテルで充電すればよいが,オリンパスのカメラは充電用のケーブルをもってこなかった. 华强路で USB につなげるケーブルかコネクタはないかとさがしたが,みあたらない. 2 〜 3 の店できいてみたが,ないという. それではというので,電池屋に行って互換の電池はないかきいてみた. 2 〜 3 の店ではないといわれた. もう 1 件できくと何個買うのかときかれた. 1 個というと「ない」という. まとまった単位ならとりよせられるということなのだろう. とりよせてもらう時間はないので,あきらめた.
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