深圳でとまったホテルが Jia Le Hotel (ジアル・ホテル) だ. ワシントンなどではホテルが高いので民泊をためしたが,鍵をさがしだすのに時間がかかった. そこで,ユース・ホステルや民泊のようなところはやめて,ヤバくなさそうなホテルの最低レベルをさがした. 事前に評判をみておけばわかったことだが,英語がまったく通じないのはこまったが,それでもだいたい必要なことはコミュニケートできた.
空港から地下鉄 11 号線に乗ったが,路線図としてふるいものをもっていったので,どこでのりかえたらよいかがわからなかった. 11 号線の終点が福田という駅なのだが,実はそれがホテルにかなりちかい場所なので,終点までいけばよかった. しかし,わからなかったので途中でのりかえて,余計な時間をつかってしまった. 地下鉄なので,ながく乗っていてもあまりおもしろいことはない. (下の写真はホテルのそばの駅)
ホテルは駅のそばなので,場所はすぐにわかった. しかし,建物の 5 階 (5 楼) ということなので,どこにエレベータがあるのか,それともないのか,すぐにはわからなかった. 階段はすぐにわかったが,それで 5 階までいく気にはならなかったので,すこしさがして,ようやく 5 階にいった.
フロントもそれなりにできているが,こまったのは英語がまったく通じないことだ. 発音の問題とかではなくて,書いてもわからない. 1300 元はらえというので,いろいろカードをだしてみたが,だめなようだ. とりあえず 1 日分とデポジットで 200 元はらえというので,そうすることにした. Deposit という英語はわかっていたので,ここは通じた.
13 時ごろに着いたのだが,すぐにチェックインすることができた. 荷物をおいて,おなじ建物にある中国銀行にいったが,うまく現金がおろせない. あとでべつの ATM をためそうとおもって,さっそく华强北 (華強北) にでかけ,途中で中国建設銀行の ATM で 1500 元調達した. ホテルにもどってから 1100 元をはらったのだが,最初はフロントに子供しかいない. これでは話が通じないとおもって待っていたが,なかなか部屋のメイクがおわらないようで,もどってこない. あきらめて夕食をすませてから 7 時ぐらいにいくと,ようやく払うことができた.
へやは十分きれいだ (そうしないとネットで悪評を書かれて客がこなくなるだろう). しかし,部屋にある椅子やパスルーム入口の取っ手のネジがぬけている. どうも修理する気がないらしい. ベッドは幅はキングサイズくらいあるので十分だが,ややみじかいので,評判をみると欧米人には不評なようだ. ベッドが硬いという評価も書かれているが,私には硬さはよい. しかし,へこみかたが一様でないのがすこし問題だ.
シャワーはカーテンもなく水がバスルーム全体にながれていくようになっているのが,いささかつかいにくい. ものをおく場所もすくなくて,おとしやすいのがすこしこまるが,これは安ホテルにはありがちなことだ.
ドアをしめると電源がきれて換気されなくなるので,禁煙室であるにもかかわらず,ややタバコくさくなる. また,トイレ臭もすこしこもる. これは夜すべての電気を消したときもおなじなので,バスルームからの光がベッドに直接いかないようにくふうして,あすはつけたまま寝るようにしたい. (追記: 週末には掃除などがいきとどかないことが臭気につながっていたようだが,月曜日以降はそれほどひどくなかった.)
追記: この部屋には日がはいる窓がない. ちいさな窓のようなものとカーテンはついているのだが,その外は光庭ですらない. つまり,天井があり,床というか底もある. そしてわるいことには,そこにはゴミがつまっている. ゴミをすてている音もきこえる. ここにゴミがあることは想定していないから,そうじもしていないのだろう. しかし,においがしてこないのは不幸中のさいわいだ. (さらに追記: そうじをしていないというのはまちがいだった. ゴミをとりだすことはしているようだ.)
バスルームの入口の取っ手や鏡のまえの金具などがはずれているのだが,なおす気はないらしい. はずれたものをおいてあるだけなので,すぐにおちてしまう. しかし,おちた状態にしておくと,ひろって置いてあるだけなので,またはずれておちてしまう.
天井をみると火災センサ (煙感知器?) とスプリンクラはちゃんとついている. あまり客へのサービスをかんがえているようにはみえないが,法律はちゃんとまもっているということだろう.
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