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DIY (日曜大工) とものづくり・実験:3 次元印刷 (3D printing)・CAD

螺旋 3D 印刷によるさまざまな透明テクスチャ / パターン

螺旋 3D 印刷で最近つくった透明な PLA 上のさまざまな表面パターン / テクスチャの写真をとった. ランダムなパターンが中心だが規則的なパターンもある. これらのパターンは光のあてかたによってさらに魅力的にひかるが,写真のとりかたはまだ開発途上だ. とりあえず各パターンを 1 枚ずつとってみた.

まずは規則的なパターン. 交差する波がつくりだすパターンはこれまでにもよく写真にとってきたしビデオもとったが,ここでは左右対称のこまかい変形波がつくりだすパターンをとっている. これら 2 つも光のあてかたできらきら輝いてきれいだが,これらの写真は反射がすくない.

CIMG1937part.jpg CIMG1944part.jpg

左下のパターンは光のつぶだちがきれいなものだが,写真ではなかなかうまく表現できない. 右下のパターンはモアレ縞の一種だが,モアレ縞に関してはポットの販売ページにいろいろな写真をいれている.

CIMG1936part.jpg CIMG1949part.jpg

それからランダムなパターン. 最初は凹凸をつける (deformation) とともにフィラメントのうねり (vibrato) をつけたもの. これも光のあてかたでさまざまにみえるが,ここでは 1 枚だけ.

CIMG1938part.jpg

つぎはランダムに発生させた縦方向の波と横方向の波だけのもの (ななめ方向の波はない). 左下は縦方向の波がよわいもの. 右下はこまかい縦方向の波が比較的つよいものだが,あまりつよくするとかたちをなさなくなる (2020-3-5 用語訂正).

CIMG1940part.jpg CIMG1942part.jpg

つぎはななめ方向の波だけのもの. こまかいななめ方向の波は縦横方向の波とくらべるとやや雑然とした感じになる.

CIMG1945part.jpg

つぎの 2 枚は比較的荒くて振幅がちいさい波がつくりだすパターンだ.

CIMG1939part.jpg CIMG1948part.jpg

もっとこまかい波がつくるパターンをみてみよう. 左のものは比較的振幅がちいさいが,振幅をおおきくすると穴があいてくる. 左の写真ではななめのしわがみえるが,これはフィラメントが不足していることをしめしている. したがって,実はこれでもちいさな穴があいている.

CIMG1943part.jpg CIMG1941part.jpg

さらにこまかい波にすると,つぎのようなパターンがえられる. 振幅は比較的おおきいので穴があいている. これも光のあてかたでもっと魅力的にひかる.

CIMG1934part.jpg

2019-7-4 追記: 写真をいくつか追加しておく.

IMG_7345part.jpg IMG_7345part2.jpg

これらの写真には色がついているようにみえるが,いずれも透明な PLA によるテクスチャをうつしたものである.

キーワード: 模様, テクスチャ, transparent texture

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