渋谷の FabCafe Tokyo でひらかれたミラノサローネ 2019 報告会をきいてきた. ミラノサローネはとても大規模な家具やインテリアの展示会だが,テーマとしてキッチンと照明が交互にとりあげられているという. 今回は照明がテーマだったというので,この報告会をききにいってきた. 話者は家具のほうにより興味があるようで,照明の説明はややよわかったようにおもえる.
メイン会場だけでも東京ビッグサイトの数倍あるということだが,さらに,まちなかでもさまざまなイベントがひらかれているという. そのなかには Google や Sony によるものもある. 話者は Google のイベントがもっともおもしろかったという. そこではセンサつきのリストバンドをつけて照明されたいくつかのへやをめぐったのだという.
照明に関しては,線状の LED とそのくみあわせ,点光源にちかいものを間接照明として使用しているものがめだっていたようだ. 「点」だと間接照明としてしかつかえないのは,光る「点」が目にはいるとまぶしすぎるからだろう. 以前よりデザインの余地がせまくなっていると話者はいっていた. ランプシェードとしてはほとんどガラスがつかわれているとかんがえられるが,コストがかかる屈折のおおきいガラスをつかわないなら,そういえるのかもしれない. 3D デザインランプのようなものをつかえばそれをくつがえせるようにおもうが,プラスティックは安物とおもわれてしまうかもしれない.
休憩時間中,話者があいているスキにひとつ質問しにいってきた. その内容は 3D 印刷がどれくらいつかわれているかというものだったが,3D 印刷はおもてだってつかわれていないのでよくわからないという返事だった. しかし,質問の時間には質問したいひとが何人もいるし,終了後もなかなかあかないようなので,それ以上は話をせずにかえってきてしまった.