Yahoo! shopping と Creema に Dasyn というなまえの店をだしているが,最近それらのネット通販サイトで有料オプションがつかえるようになった. ひとつのページでさまざまな商品が売れるようにするためのしくみだが,それをうまくつかうことが販売量をふやすにもやくにたつ.
Yahoo! の Dasyn の店ではテープライトを 5 cm 単位で切り売り (はかり売り) している. たとえば 5 cm が 6 円というような値段で売っている. 布地などを売るのによくつかわれている方法だ. 検索の際にはやはり価格がやすいもののほうが有利だから,こういう売り方は売れやすい. テープ単体で買いたいひとはすくないので,この店では電源アダプタつきのテープライトを販売している.
アダプタつきテープライトを最初はテープ単体と同様に 5 cm あたり 10 数円という,はかり売りで売っていた. これは当たった. 値段が実際よりやすくみえるからだろう. アダプタの仕入れ値は小電流のものでも 200 円くらいはするから,この売り方だと 1 個から売ることはできない. そのため,30 個 (1.5 m) 未満の注文は受けないとそのページで宣言していたが,1 個だけ注文してくるひとはあとをたたない. また,実際には売らない値段をみせるのはインチキくさいし,1.5 m 未満でほしいひとに売れないのもぐあいがわるい.
そのため,最近サポートされるようになった有料オプションをつかうように,数ヶ月前に販売方法をあらためた. テープのながさが 0 のときの価格を基本にして,(5 cm ごとではなく) 50 cm ごとに価格がうわのせされるようにした. ところが基本の価格にアダプタをふくめたため最低値段は 380 円という比較的高いものになり,その結果,検索で表示されることがすくなくなって,売れにくくなった.
これではまずいというので,最近,オプションを使用するあらたな方法をかんがえた. 切り売りのテープライトにはコネクタがついていない. これは電子工作したいひとのための商品だからだ. しかし,つないですぐにつかいたいひとは 5.5×2.1 mm というサイズのコネクタがついているものがほしい. そこで,コネクタつきでテープライトを切り売りするページをつくった. そして,オプションとして電源アダプタをつけるようにした. こうすれば,コネクタは 100 円以下なので,基本の価格は 100 円以下にすることができる. しかも,このページで買う顧客のおおくはアダプタつきで買うとかんがえられる. このページは人気がでるはずだと信じている. 3D デザイン電球の販売のためにも同様に 200 円以下の値づけができる方法をかんがえてページをつくった. しかし,これらのページはまだつくったばかりなので,しばらく効果をみたい.