AnyCubic Kossel 6 号機のヘッド交換と調整
Kossel 5 号機と 6 号機は今年買った AnyCubic の Linear+ だが,螺旋 3D 印刷で使用するにはいくつか不都合な点があった. 6 号機については,ボードとヘッドを交換して調整することで,やっと,だいたい問題を解決することができた.
Kossel 5 号機と 6 号機は今年買った AnyCubic の Linear+ だが,螺旋 3D 印刷で使用するにはいくつか不都合な点があった. 6 号機については,ボードとヘッドを交換して調整することで,やっと,だいたい問題を解決することができた.
Prusa 風の A8 プリンタもくみたておわっていないのだが,HE3D K200 というデルタ形プリンタを買ったので,それをくみたてた. ドキュメントが非常によわいのが弱点だ. そのために,ただしくないくみたてをした部分もあり,調整にとてもてまどってしまった. たぶん,あとはすみやかにすすむだろうが,おなじプリンタをふたたび買うことはない.
螺旋 3D 印刷によるものづくりで私がめざしているのはアジャイル型のものづくりだ. 螺旋 3D 印刷をつかい,従来的なものづくりの部分もそれにあわせて迅速にループをまわせるようにすれば,デザインから販売まで,あるいは企画から販売までのループをすみやかにまわして,アジャイルなものづくりをすることができる.
日立を退職して以来,いろいろなひとや組織とのコラボレーションをこころみてきた. しかし,まだひとつも成功していない. その理由はいろいろあるとはおもうのだが,とくに従来型のものづくりを想定している相手とのコラボレーションがうまくいかない理由は,こちらがアジャイルなものづくりをしようとしているのに,相手はウォーターフォール的なものづくりを想定しているからではないかとおもえてきた.
いろいろなデルタ型 3D プリンタをためしているが,今度は BIQU Magician というのをためした. 組み立て不要なのですぐにためすことができる. 螺旋 3D のためにすこしカスタマイズした結果,印刷速度は Kossel よりややおちるが,精度よく印刷できる. ただし,なぜか PC と USB でうまくつながらないので,いまのところ SD カードからだけ印刷できる.
あるお客様に 3D デザイン電球つきのペンダントライトをかなりの個数,買ってもらった. 某テレビドラマ (具体的には書けない) でつかうのだという. すでに何回かにわたって背景にうつっているが,最近,かなりおおきくうつった.
小型のデルタ型 3D プリンタ BIQU Magician で螺旋 3D 印刷ができるようにして,まずためしたのが直径 6 cm と 8 cm の球体だ. AnyCubic Kossel とおなじはやさでは印刷できないことはすでにわかっていたが,精度や速度をおとしてもなかなか欠陥がなくならないことがわかった. Marlin の問題点なのか,Magician 固有の問題なのかわからないが,いろいろつかいにくいところがあることがわかってきた.
7 台めの Kossel をひきさづき調整している. 数日前にフィラメント台をつくって連続的に印刷できるようにしたが,さらにきょうはサイズの誤差をへらすとともに,エクストルーダのバネをしっかりしたものにかえた.
写真のダイナミック・レンジをたかめるために,しぼりをかえて撮影した複数の写真を合成することがしばしばおこなわれるが,はやいうごきがある場面ではゴーストが生じる. 3D デザインランプの撮影においてはランプがうごくことはないが,交流でランプが点滅するときにはゴーストが発生しうるとかんがえられる. それをかんがえても,やはり 1 枚の写真で必要な情報をとりきれるようにするのがよいとかんがえられる.