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情報通信博物館:コンピュータ館

カラー・レーザ・プリンタはトナーより安い?! ブラザー HL-L3230CDW の不思議な世界!

最近までブラザーの HL-5070DN というモノクロ・レーザ・プリンタをつかってきたが,満身創痍の状態になり,ドラムがつかえなくなった時点で買いかえることにした. おなじブラザーの HL-L3230CDW というプリンタをえらんだが,その理由はあとにして,プリンタに付属しているトナーは PC で表示させてみたかぎりではフルにはいっているようなのだが,トナーセットを買うよりプリンタの値段のほうが安い. どうなっているのだろう.

ほとんどまよわずに HL-L3230CDW に買いかえることにしたが,その理由はつぎのとおりだ. このプリンタは 23000 円くらいで買える.プリンタのおおきさは HL-5070DN よりすこしおおきい程度なので,あらたに場所をあけなくても設置できる.両面印刷機能もついている.これは私にとっては必須だ.キャノンも同程度の価格で同程度のサイズのカラー・レーザ・プリンタを売っているが,そちらは両面印刷ができない. モノクロのプリンタにくらべるとトナー・カートリッジがちいさいので頻繁に交換しなければならないが,それほど大量に印刷するわけではないので,そんなに問題ではない. というわけで,かんたんにきめられた.

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買ってみると,表示させたかぎりではトナーはフルにはいっている. 純正トナーを買うと 4 万円ちかくする.プリンタよりはるかにたかい. もしトナーがほんとうにフルにはいっているなら,トナーがなくなるたびにプリンタごと買いかえるほうが安いことになる. そんなことがあるだろうか? プリンタは 18 kg もあるが,トナー・カートリッジだけなら 1 kg もないだろう.

純正のトナーは高すぎるので比較的評判がよい互換トナーを買ったが,それでも 19000 円くらいする. 互換トナー用に純正のドラム 4 個セットも買ったが,もっとも安い Amazon で 10000 円ちょっとだ. プリンタにはドラムもついているから,それをかんがえると互換トナーでもプリンタより高いことになる.

とはいえ,必要もない,かつメチャクチャ重いプリンタ本体を何台も買うのは適当でないから,互換トナーをつかっていくつもりだ. それでもし本体がこわれれば,本体を買いかえればよいわけだ.

ついでに色について書いておくと,MacBook で表示したのとはかなりちがう.Adobe Acrobat だと Apple Color という選択肢があって,それを選択するとすこしちかづくようだが,それでもちがう. 安いからそれはしかたがないだろう. Epson のインクジェットのほうが色ははるかに良い.

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