螺旋 3D 印刷で地球儀をつくるとき,Mac 版の Repetier Host でその G コードをみると地図がはっきりみえる. つまり,このプログラムは螺旋 3D 印刷において模様をえがくためにつかっている modulation (断面積変化) を視覚化することができる. グラフィクスをえがくときフィラメントの断面積を考慮していなければ,ただ球形がみえるだけのはずだ. しかし,Mac 版の Repetier Host ではそれが考慮されているから陸と海がみえるのだとかんがえられる.
このことは Repetier Host をつかいはじめたときからわかっていたことだが,どうやらどこにもはっきり書いていなかったようだ. そこで,いまになってこの記事に書いている.
Repetier Host でも Windows 版だと地図ははっきりみえない. いろいろ角度をかえてみると,一部だけようやくみえる. あるいは,実際に印刷するときとはちがったフィラメント量を指定するとよりよく見える場合があるようだ. そして,ほかの G コード表示プログラムでは陸と海がみえたことがない. ほとんどのプログラムでは断面積を考慮していないのだとかんがえられる.