温暖化対策に真剣にとりくむことが世界的にもとめられているが,日本では CO2 による温暖化を否定するまたは懐疑的な議論をしている本が多数,出版されている. その数は温暖化対策についての本より多い. これは異常なことではないか?
Amazon.co.jp を「温暖化」で検索すると,上位の本のうちおよそ半数が CO2 による温暖化を否定しているかまたは懐疑的だ. 否定・懐疑派のなかにはややふるい本もふくまれているが,それは,温暖化を肯定するふるい本はよまれないのに,否定する本はふるくてもよまれているということではないか?
日本あるいは日本人は欧米などが温暖化対策にうごくなかで,うごきがにぶい. それにはなにか原因があるのだろう. そして,それは日本がここ 30 年ほど停滞していることとも関係があるのではないか?
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