100 歳がちかづいた母が,なぜか最近ヨーグルト以外のたべものをほとんどうけつけなくなった. ふつうのヨーグルトはカロリーがひくいので,その 3 倍の高栄養化をはかった. これまでのところ,ふつうのヨーグルトと同様に比較的よく食べている.
材料と混ぜかたはつぎのとおりだ. 日本ではヨーグルトをあまりおおきな単位で売っていない. ふつうに売っているなかでおおきいのは 400 g のパックだ. そのカロリーはだいたい 100 g あたり 60 kcal くらいだ. それに加糖しただけではカロリーがすくないので,クリームをいれてみた. 無糖のヨーグルト 400 g につき砂糖を 50 g いれているが,もっといれてもよいだろう. クリームは乳脂肪または植物脂肪 35〜40% のものを 100 g いれる. これであわせて 800 kcal くらい,つまりもとのヨーグルトの約 3 倍のカロリーになるはずだ. さらに,とろみをつけるために適当なとろみパウダーをいれる. これを 1 日に 1 個ぶん食べてもまだカロリーはすくないが,もうすこしほかになにか足すことができれば,1 日分のカロリーをえることができるだろう.
材料としてどういうヨーグルトがよいか,どういうクリームをつかうのがよいかはまだよくわかっていないが,いまのところ植物性で油脂 40% のものが比較的よいようにおもわれる. 乳脂肪をつかうほうが味がよいかとおもったが,それを混ぜてしばらくおくと,あまりにヨーグルトくさいにおいがしてくる. 乳酸菌がクリームの成分を発酵させて,においをだしているのではないかとおもう. 植物性のほうが,においの変化はすくないようにおもえる. ヨーグルトはこれまで 100 円以下で買える乳酸菌とビフィズス菌がはいったものをつかってきたが,これも,これから何種類かためしてみようとかんがえている.