屋根には太陽電池をのせ,車は EV にした. となれば発電量が多いときに車の蓄電池にためて夜間につかうということを当然かんがえるわけだが,すくなくとも我が家の場合はそれはうまくいかなかった. なかなかうまくいく話ではない.
うまくいかない第 1 の理由は EV の電池にためた電気を家庭用に変換するために高価な設備が必要なことだ. EV の充電には家庭用の交流 200 V をそのまま EV につないでつかうことができるが,逆はかんたんではない. 変換器が必要なだけでなく,そもそも車には電気をとりだす口がないから,そこからかんがえなければならない (リーフには対応した車種があるということだが…).
第 2 の理由は EV の電池容量がちいさいことだ. 普通車ならもっとためられるが,我が家の iMiev はかぎられた電気しかためられない. 家庭でつかえばすぐになくなる.
はじめから全部がうまく連携するように設計しておけばよいわけだが,そうすれば EV の価格もずっとたかくなるだろう. 当分はありえない選択肢だ.