富士通ゼネラルのエアコンについてはこのブログに書いていたが,その後継に三菱重工のエアコンを買ったことは書いてなかったようだ. このエアコン SRK56TW2 は窓のうえにとりつけてあるのだが,最初からしばしば冷えすぎるのが問題だった. 今年 6 月末の熱波とそれによる電力不足をきっかけとして,ついにその対策にうごきだした. まだ解決されていないが,修理依頼をしてみた結果,風量調節に関してあらたなことがわかった.
3 年ほどまえに,富士通ゼネラルのエアコンをあたらしいものに交換しようとかんがえた. 富士通ゼネラルのエアコンは効率でなく値段でえらんだこともあり,2018 年末にまだ使用できてはいるが効率がよいものに交換しようとした. ずっと以前から,できれば窓のうえにとりつけたいとかんがえていたが,そこに室内機がはいりきらないということで,窓の横につけてきた. 今回はそこにつけられるものにしようということで選んだのが三菱重工の製品だ. 縦サイズがちいさいので,窓のうえでもとりつけられる.
しかし,このエアコンはひえすぎる. 設定温度を 30℃ にしても 27℃ 以下になるのでしばしば寒く感じるし,消費電力がふえる. 2 階なので小屋裏にちかい天井はかなり熱くなるから,天井ちかくにとりつけたことが一因かもしれない.実際,以前にはかった結果では,冷房をしばらくつづけていても天井の温度は 30℃ くらいあった. しかし,この 6 月の猛暑のときには天井の温度はそれほどたかくなかった. まだ,暑くなったばかりなので,小屋裏はそれほど熱くなっていなかったのだろう. 赤外線温度計ではかると,天井,壁をふくめて,ほとんどの場所は 27℃ 以下だった. エアコンの向かいや床は 24〜25℃ にまでひえる.
上下左右の風向きをかえたり,サーキュレータをつかったり,ここ数年いろいろやってみたが,ひえすぎは解消しなかった. そこで,ついに三菱重工に電話してサポートをうけた. そして修理屋に来てもらったのだが,あいにくその日は外気温が 30℃ 以下だった. だから症状を再現することができない. しらべてもらったところでは異常はない. これまでサポートをうけなかった理由は,こういう結果になる可能性がたかいとおもっていたからだ. しかし,今年は東京電力が危機的な状態なので電力不足解消に貢献するべきだろうとおもって,来てもらった.
きてもらっても,ひえすぎる原因はわからなかった. 症状が再現できない状況だからこれは想定範囲だ. しかし,ひとつだけわかったことがある. これまでエアコンの風量を弱にすると消費電力はふえるとかんがえていたが,どうやら,そうとはかぎらないということだ. 三菱重工のエアコンに関しては,風量をよわめると冷房能力もさがって,風の温度はあがるようになっているらしい. マニュアルにはたしかにそれらしいことが書いてあるが,読んでなかった. 修理屋がいうところでは,インバータがついていないエアコンでは風をよわめるとかえって消費電力がふえるが,インバータつきならそうはならないということだった. テレビなどでもよく風はつよくするほうが節電できるといっているが,かならずしもそうでないということだ.
このへんの調整はメーカーによってさまざまなようだ. 温度調整に関してもメーカーごとにちがっているのかもしれない. ネットには三菱重工のエアコンが冷えすぎるので何回もひとを呼んだという話もあった. つぎに猛暑がきたときには,とりあえず,風をよわくしてみるという方法をためしてみたい.