ミヒャエル・ハイドンの交響曲を 1 曲きいたのがきっかけで,CD を買って交響曲をひととおり聞き,また兄のヨセフ・ハイドン,モーツァルトとの関係などを知った.
最近,交響曲の歴史に興味をもっているのだが,そのなかでミヒャエル・ハイドンという作曲家に興味をもった. たまたま彼の交響曲を 1 曲 Web できいたのがきっかけだ. ミヒャエル・ハイドンは有名な (ヨセフ) ハイドンの弟だが,年齢はハイドンとモーツァルトの中間であり,モーツァルトと仲がよかったという. ミヒャエルが病気のときにモーツァルトがかわりに作曲したこともあるという.
ミヒャエル・ハイドンの CD を多くかつ安価に入手しようとかんがえて CD をさがすと,Brilliant Classics による 28 枚セットの Michael Haydn Collection という CD が 5000 円くらいで買えることがわかったので,それを買った. HMV の Web サイトで買ったのは昨年 8 月だが,今年 2 月にようやくとどいた. HMV では 1 枚でも入荷しない CD があると,出荷が延々のばされてしまう.
ハイドンにくらべると作品はかぎられていて,このコレクションでは交響曲は 7 枚におさめられている. 交響曲よりも合唱曲が有名だったようで,オペラなどもいれると 11 枚ある.
ハイドンの交響曲がほとんど 4 楽章形式であり第 3 楽章がほとんど「メヌエット - トリオ」であるのに対して,ミヒャエル・ハイドンやモーツァルトの交響曲には 3 楽章のものが多い. 第 2 楽章がメヌエットで第 3 楽章がアンダンテという曲もある. 形式をととのえることより,曲の内容によって形式を選択していたということだろうか?