ハイドンの交響曲第 39 番,49 番はハイドンが感情優位の音楽を書いたという「シュトゥルムウントドラング」の時期の作品だ. 多感主義あるいはエマヌエル・バッハからの影響をうけたといわれている. それをきいた感想を書く.
第 1 楽章では第 1 主題のモティーフが執拗に反復される. ベートーヴェンの第 5 よりくりかえされる.
第 2 楽章以降でも変化のはげしい音楽はエマヌエルに由来しているようにおもえる.
第 49 番でもエマヌエルの影響があるようにみえる (とくに第 2 楽章以降).
第 39 番がエマヌエルのもっともつよい影響下にあり,その後はそこからはなれているようにおもえる.
キーワード: