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メディア・アート・イベント・エンターテイメント:音楽 (一般)

バッハの幻想曲 BWV906, BWV1035 はエマヌエル・バッハにつながる曲

Buccarella の幻想曲集の CD を買った. そのなかにバッハの BWV906, BWV1035 があったが,その演奏につよい印象をもった. エマヌエル・バッハは「多感主義」を標榜してして,ベートーヴェンやロマン派につながる重要な作曲家だが,そのルーツはセバスチャン・バッハにあったのだと感じた.

BWV906 について Wikipedia にはつぎのように書かれている.
The piece is notable for being one of Bach's latest compositions ... that his sons were known to compose.
...

この曲が書かれたのは 1738 年ごろであり,エマヌエル・バッハがまだ 10 代のときだ. エマヌエルがこの曲に影響されたのかどうかわからないが,幻想曲という形式はエマヌエルにとって,また多感主義にとって重要なものであり,この曲がそのルーツであるようにみえる.

BWV1035 はフルート・ソナタだが,これについても「多感主義」との関係が指摘されている. とくに第 3 楽章にそれをききとることができる.

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