[あとできちんと書きなおすとして,とりあえず公開する]
多感様式とギャラント様式はまったくちがうものであるのにもかかわらず,混同され,混乱が生じている.
多感様式はエマヌエル・バッハがはじめたうつろう感情を表現した音楽であり,そこではテンポや強弱がはげしく変化する.
ギャラント様式はフランスのロココに影響された音楽スタイルである.
バロックにおける対位法や複雑な装飾を廃して,旋律と単純な和声にもとづく音楽である.
バロック風の音楽とギャラント様式の音楽をくらべると旋律にもちがいがあるが,どう表現したらよいかわからない.
Wikipedia の「ギャラント様式」の項においても混乱がある…
「多感」な音楽がどのようにもとめられたのか私は知らない. 多感様式はエマヌエル・バッハ (C. P. E. バッハ) がはじめたものといってよいだろう. そこから影響をうけたフリーデマン・バッハも多感様式をとりいれたといってよいだろう. ハイドンもエマヌエルの影響をうけて短調の交響曲をつくったというが,それを多感様式に分類してよいかどうか…
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