きのう,外国人による川などの事故が 2 件,報道された. たまたま多かっただけかもしれないが,インバウンドが川で事故にあう可能性はたかいのではないか,もしそうだとすれば対策が必要なのではないかとおもう.
日本の川を知らない外国人が事故にあう可能性がたかいのではないかとおもう理由は 2 つある. ひとつは,日本の川は急流が多く,滝のようだといわれていることにある. 実際に滝のようにみえていれば注意するだろうが,そうでなくても川にはいると足をとられて事故をおこす可能性がある. 日本人でも事故をおこすのだから,日本の川を知らない外国人にとってはさらに危険だとかんがえられる.
もうひとつの理由は,危険をしめす標識などの多くが日本語だけで書かれていることだ. 有名な場所からあふれたインバウンドは観光地でない場所にひろがっている. そういう場所には日本語以外の標識がほとんどない. そのため,危険が把握できないとかんがえられる. 日本語の標識をたてる際には,すくなくとも英語を併記したほうがよいだろう. すでにある標識に英語を追記するにはそれほどコストをかけなくてもできるだろう.
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