周到な準備をし,あるときは神経質なほど清潔さに気をくばりながらも,油断して体調をくずしてしまう. さまざまな魅力がありながらも,インドはこわいところだというのがよくわかる. たべものの話とエステ系の話が多い. たべものには興味があるが,それでもすこし興味がずれているので,これ 1 冊だけにしておこうかとおもう.
評価: ★★★☆☆
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デリー,ムンバイなどの比較的人気のあるところだけでなく,インド各地の多数の都市や遺跡をとりあげている. そのため,ひとつの場所についてはわずか 2 〜 6 ページくらいしかない. これなら,むしろ Web で情報をあつめたほうが,よりおおくの情報があつめられるだろう.
評価: ★★☆☆☆
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この本のタイトルは内容とはあまり関係がなくて,その内容はインドはどういう国であり,日本とインドとの関係はどうあるべきかということだ. 「もしアメリカが日本と核のシェアリングを渋るようならば,日本はインドと核のシェアリングを先行させるべきである」 というような過激な意見もちらほら,みえる. 経済的にももちろん,関係をふかめるべきだという内容だ. しかし,全般的には比較的地味な内容なので,記憶にはのこりにくいようにおもう.
評価: ★★★☆☆
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インドの産業の紹介にさいているページが多いが,歴史,宗教についてもひととおり紹介している. 日本でビジネスをしているインド人の著者ならではの内容は,「僕がインドとビジネスを 「しない」 理由」 だ. インドと日本とのあいだのギャップはまだおおきいということだ. もっと交流をふかめていく必要があるだろう. そういう私もインドに出張するから,下調べとしてこの本を読んでいるわけだ.
評価: ★★★☆☆
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最近は経済・ビジネスで注目されるインド. それにあわせてこの本でもそれを最初に書いているが,政治・外交,社会・文化についてもよく書いている. カーストや教育などについても,私もふくめて,まだよく知らないひとには興味をひかれる話題がつまっている.
評価: ★★★★☆
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1 月 2 日からインドでの学会に出張してきた. この出張にかかわる全ブログ項目のリストをしめす.
1 月 2 日からシンガポール経由でインドでの学会に出張した. インドにいくのはたいへんだとはきいていたが,学会出張にかぎって これほどたいへんなのだとは,しらなかった.
三十路の女がインドのデリーでくらした話. それ以前に旅行で行ったときのエピソードもはいっている. ひとりぐらしのはずだが,やはりインドではひとりだけではくらせないらしく, インド人の 「カレ」 もつくって,いろいろいたすけてもらっている. ウ○コがそこらじゅうにおちているというのに,それをふんだくつはすてるという 「潔癖」 な彼女,インド人の 「いいかげんさ」 に腹をたてながらも, インドにひかれている. この本の読者のなかにインドでくらすひとはすくないだろうが, インド人がカネモチの日本人から金品をせびりとる手口などは,おぼえておけば 旅行者でもやくにたつかもしれない.
評価: ★★★☆☆
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シンガポール航空の便でインドのバンガロール (Bangalore) にはいった. その機内とホテルについてからの,のみものの話.
インドのバンガロールへの出張でとまったホテルでも,ところどころに “ユーザ・インターフェース” (デザイン) 上の問題があった. いずれも,それほどおおきな問題ではないが,ホテル間の競争があるなかでは,ちいさいともいえないだろう. まず,洗面とバスタブの水栓は,それじたいにはどちらにまわせば湯がでるのかが書いてない. そのため壁に矢印とともに hot, cold という文字が書いてあるのだが,これでは水栓をどちらにまわせば よいのか,わからない. それから,エレベータのボタンの文字が即座によめないので,まごつく.
バンガロール (Bangalore, Bengalulu) に最近,メトロができた. メトロというと地下鉄かとおもってしまうが,ここでは道路のうえにある. シカゴでよくあるタイプだが,コンクリートでできているので金属中心のシカゴの高架よりは道路に圧迫感がある. これがおどろくほどセキュリティを気にしているようにみえる. しかし,その一方でそれはみせかけだけのようにもおもえる.
まちのなかのあちこちに道路のうえに高架がある. 最初はこれがなんなのかわからなかったが,まもなくメトロだとわかった. のりものがはしっているにしては,しずかすぎる. しずかなように設計されているわけだが,それだけでなく,下のくるまにおおきな原因があるのだろう.
バンガロール (Bangalore) のくるまは歩行者をけちらして,はしる. くるまが警笛をすぐにならすことは 「電車がとおっても下からはわからないバンガロールのメトロと,下のくるま」 に書いた. しかし,まちをあるいていると感じるのは,歩行者がとてもしいたげられているということだ. これはインド以外でもおおくのまちで感じることだが,ここではよりつよく感じる.
インドではあちこちで情報通信機器を 1 個だけしかつかえないようになっているようだ. インドではまだあまり普及していないせいなのだろうが,複数の機器をつかうのがあたりまえになっている国からくると不便だ.
国際学会は高級なホテルでひらかれることがおおい. 欧米だとそのホテルにとまることは,たかくつく. また,比較的安価なときは,用意されたへやがはやばやとうまってしまって,予約できないこともある. 今回 (COMSNETS 2012) は会場のホテルを値引き価格で予約することができた. 5 つ星というにはやや疑問なホテルだが,会場と部屋とをすぐに行き来できるので便利だ.
インドを旅行する日本人への情報としていつもいわれるのは,水やなまのたべものに気をつけろというか,のみくいするなということだ. しかし,たぶん季節とバンガロールの気候のためでもあるのだろう. それほど危険はないようにみえる.
ホテルのレストランは味はよいが,たかい. そとをあるいても比較的レストランの数はかぎられているようだが,それでもちかくにはインディアン,ヨーロピアンなどのレストランがある. これまでに,昼食を 1 回インド料理のレストランでたべ,夕食を 1 回ヨーロピアン・レストランでたべた. それから,Galleria Mall というモールのなかのサブウェイで supper をとった.
インドのバンガロールのホテルにとまっている. 毎朝,the Times of India という新聞がとどけられる. (もちろん) ちゃんと読んでいるわけではないが,みていると気づくことがいろいろある.
インド人の英語がききとりにくいということは,おおくの日本人がいうことだ. しかし,学会にくるレベルのひとたちの英語はそんなにひどくなまっているわけではない. にもかかわらず,やはりききとれないことがおおい. なぜだろう?
インドのバンガロールにきて 7 日め. ここにきてから鶏卵をたべていないことに気づいた. ホテルの朝食にはたいていの場所で鶏卵があるが,ここにはみあたらない. チキンとたまごを両方たべるのはまずいということだろうか?
インド バンガロールでの最後の日にはだいぶ時間があったので,ホテルの 南から西のまちをあるくことにした.
インドのバンガロールにいるあいだ,肉といえばたいていチキンであり,たまにラムをたべた. おおくの店ではこれ以外の種類の肉がはいった料理は売っていない. たぶん,牛肉のにおいをかぎたくないひとや,豚肉のにおいをかぎたくないひとに配慮してのことだろう.
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