トルコのカッパドキアへの出張
ISCC 2012 というカッパドキアでひらかれた学会で発表するために出張した. いつものようにテーマごとにわけて記述する.
ISCC 2012 というカッパドキアでひらかれた学会で発表するために出張した. いつものようにテーマごとにわけて記述する.
著者はトルコに特別のおもいをいだき,10 日くらいかけてトルコ各地を観光したという. イスタンブールに関する部分など,たしかに著者のおもいが文章にあらわれている. しかし,全体としては淡々と書かれていて,読んでとくに興味をそそられるところはない. たいていの記述はトルコの観光案内などに書いてありそうなことだ. 実際に現地にいけば本に書いてないような経験もするのではないかとおもうが,そういうことはほとんど書いてない.
評価: ★★☆☆☆
関連リンク: トルコ@Amazon.co.jp.
最近は出発の 1 時間まえくらいに空港につくことがおおいのだが,きょうは すこし余裕をみていた. 100 分まえくらいには成田空港駅についた. 出発ロビーにつくと,トルコ航空のカウンタのまえには、ながい列ができていた. システムがダウンしているために手続きに時間がかかっているという.
最初にくばられるのが、のみものとナッツであるのはごくふつうだ. しかし,ナッツはトルコのヘーゼルナッツだ。 あじつけは非常におさえられているが,非常にかおりたかい. これまでにたべたヘーゼルナッツのなかで一番といってよいだろう.
最近は国際線の機内でみられる映画やきける音楽の種類がふえている. トルコ航空でもさまざまな映画や音楽が鑑賞できる. とくに,音楽としてはトルコの音楽が豊富に用意されている. こういうときでもなければきかないから,伝統音楽からポップスまで,ためしにいろいろきいてみた.
成田からカッパドキアへの直行便はないので,イスタンブール空港でかなりの時間をすごしてから,のりつぐことになる. 東京を 11 時台にでても,のりつぎの時間が 3 時間以上あり,カイセリ空港への到着は 22 時すぎになる. 機内ではろくなものがたべられないから,イスタンブール空港でレストランにはいろうとかんがえていたが,はいりたいレストランがないのであきらめた. そのかわり (?!),もう,みやげものまで,買ってしまった.
学会発表のためにトルコのカッパドキアにきている. とまっているのは Dedeman Hotel という,まちはずれのホテルだ. 自称 ★★★★★ だが,1 泊 56 ユーロと安く,サービスはあまりよくない. しかし,客はかなりおおい. 団体客向けのカッパドキア観光拠点に徹して,成功しているのだろう.
参加した学会でもトルコのインターネット環境や使用のよさを強調している発表があったが,ホテルからのインターネット・アクセスもわるくない. 日本のサーバに ping を発すると往復で 400 ms くらいかかることがわかるが,通常は自分のブログにかきこみをしても,それほどまたされない.
参加している学会のバンケット (banquet, 夕食) で,トルコのおどりをみた. バンケットというと通常はさまざまな学会関係者の話などがあるものだが,ISCC 2012 というこの学会ではそういうものはいっさいなくて,音楽演奏とおどりだけだった. アラビア風のおどりもあるが,東欧風 (ビザンチン風?) のおどりのほうがおおかった.
ISCC 2012 というカッパドキア (Cappadocia, Kapadokia) での学会がおわってから,Göreme (ギョレメ) の Cave Hotel Saksağan というホテルに移動した.
カッパドキア (Cappadocia, Kapadokia) のギョレメ (Göreme) のホテル (Cave Hotel Saksağan) から付近をあるきまわった. それほどとおくにいくつもりはなかったが,きづいてみると Uçhisar という,Göreme からより学会会場からのほうがちかいまちまできていた. ホテルにくるときもタクシーをつかったが,Uçhisar からふたたびタクシーでホテルにもどった.
カッパドキア (Cappadocia, Kapadokia) での学会がおわってギョレメ (Göreme) にやってきた. レストランでの夕食の内容とビールのことを書く.
カッパドキア (Cappadocia, Kapadokia) での学会がおわってギョレメ (Göreme) にきた. 到着したつぎの日は 6:00 まえに起床して,ふたたび奇岩のそばをあるきまわった.
カッパドキア (Cappadocia, Kapadokia) での学会がおわってギョレメ (Göreme) にきた. 夕方と朝の観光ののち帰国の途についたが,その間にホテルの支払いのトラブルや,空港でのちょっとした問題などがあった.
トルコのカッパドキアに出張し,イスタンブール空港を経由した. それらの場所でこまったことのひとつは,公共のトイレにある便器の数がすくないことだ. たいていの場所で,小便器もひとつしかない. しかも,せまい.
ベイズ推定とその対立理論であるフィッシャー推定とをかんたんに紹介し,ベイズ推定の経済・社会理論への応用を 紹介している. タイトルからはなぜか経済学とか社会学とかいうことばがかくされている. しかし,一般むけにこういう話題をとりあげた本はすくないだろうから,価値ある本だとかんがえられる. 高度な数学はつかわずに,なるべく平易に説明しようとしているのがわかる.
しかし,著者のかんがえには疑問を感じる点もすくなくない. 冒頭に 「「学校の確率」 というのは,本物の確率でなく,粗悪なイミテーションにすぎません」 と書いているが, これは教科書に書かれた確率論へのいわれのない非難だ. 「学校の確率」 が大数の法則にもとづき,ベイズ推定はそうでないというだけのことであり, 立場がちがうからといって 「粗悪なイミテーション」 というのは不適切だ.
また,この本にはじめて書かれたという著者独自のかんがえのひとつとして 「確率の時制」 というのがあるが, ここで時制をもちだすのはよけいなことであり,まったく理解できない. その文脈で 「ニューカムの問題」 (「ニューカムのパラドックス」 ではない) がとりあげられ,パラドックスだと 書いているが,仮定している命題をみとめるならパラドックスではないだろう. そこに時制が登場するべき理由がわからない.
いずれにしても,疑問の点は多々あるものの,貴重な本であることにかわりはない.
評価: ★★★★☆
関連リンク: 確率的発想法@Amazon.co.jp.
イスタンブール中心に中東各地をまわってコンサートをきき,CD をあつめた著者の経験談だ. なんと 2011 年のエジプトの革命時にカイロにいたという. そのときの経験もあわせて書いている.
インターネットで世界の情報があつめられる時代だが,音楽に関しては (も?) いかないとわからないことが多いようだ. CD や MP3 にしても,日本にいるとなかなか手にはいらないものもあるようだ. ライブとなれば,もちろんだ.
評価: ★★★☆☆
関連リンク: 21世紀中東音楽ジャーナル@Amazon.co.jp.
サラーム 海上 著 「21 世紀中東音楽ジャーナル」 という本を読んだ. イスタンブール中心に中東の音楽のライブや現地の話題を書いているが,末尾に CD のリストがある. もちろんトルコのものもおおい. ところが,先日私がトルコ航空機のなかできいてえらんできたものとは,まったくかさなっていない.
書くチャンスもあったのに紙の本はいまだに書いたことがないのだが,Kindle のための本が日本で出版できるようになって,さっそく昨年 7 月にトルコの世界遺産カッパドキアでとった写真を Kindle 本にしてみた: 「カッパドキアの知られざる景色 (上巻)」,「カッパドキアの知られざる景色 (下巻)」
後藤さんらを人質にした ISIL (イスラム国) は日本が「十字軍」に参加したといった. マスコミなどではそれを安部総理の発言とむすびつけたが,それはむしろ集団的自衛権のことをさしていたのではないだろうか? 集団的自衛権をもつときめた政府の意図が ISIL に無関係だったとしても,かれらはそれが自分たちにむけられたと感じたとしてもふしぎではないだろう.
著者は,これまで欧米諸国がイスラムを理解しないまま中東に介入してきたが,そのやりかたが限界に達したことを指摘している. イスラム国に関してもそのテロリズムや情報のだしかたなどに反対しながらも,この問題の理解なしに武力による解決をはかっても成功しないであろうことを指摘している.
イスラムへの深い理解にもとづく著者のこういう主張は貴重なものだが,てばなしでこの本を賞賛しているようにみえるおおくの評者とはちがって,私には釈然としないおもいがのこる. 日本が平和的な手段でのみこの問題にかかわっていくことを著者はもとめているが,自衛権・集団的自衛権の問題は中東・イスラムとの関係だけできめられるものではないし,イスラム国に「宣戦布告」された日本がたたかわない道を選択することが可能なのかどうかもわからない. この本の複雑な論理がおおくの日本人に理解しうるものなのかどうかも疑問だ. しかし,すくなくとも解決するべきおおきな課題をなげかけていることはまちがいない.
評価: ★★★★☆
関連リンク: イスラム戦争.
アメリカはシリアのアサド政権が化学兵器をつかった攻撃をおこなったとして,シリアの軍事基地をミサイル攻撃した. しかし,化学兵器がつかわれた可能性が非常にたかいとしても,それをやったのがシリア軍だという証拠は十分でないようにみえる. 不法に大量破壊兵器を開発したとしてイラクを攻撃したブッシュのやりかたに似ているようにおもう. 「アメリカファースト」のトランプはどこにいったのか?!
ハマス殲滅をかかげたイスラエルの狂気のガザ攻撃に関して,なにかしなければというおもいがつよくなって,X に投稿した. しかし,どれだけのひとにつたわるか,わからない. 自分で検索してもみつからないから…
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