野田首相が TPP 交渉に参加する方向で各国と交渉をはじめることをきめた. この決定を支持したい. しかし,いまおこなわれている TPP の議論は一面的であるようにおもえる. つまり,その議論においては実利ばかりが議論されているようにおもえる. 鳩山首相の時代には民主党は理念をだいじにする党だとおもっていたが,鳩山首相が失敗をかさねるなかで,理念はふきとんでしまったようだ. しかし,TPP をささえるのは 「あたらしい自由貿易のルール,つぎの時代の貿易のやりかたを確立する」 ということにある,つまり理念が重要なのではないだろうか?
最近,日中関係が急速に悪化して,政治だけでなく経済への影響が深刻になっている. なぜこうなってしまったのか. 中国側にも原因があるが,最大のまちがいは野田首相が胡錦濤主席と APEC で 15 分間の立ち話をしたことだろう. 今後はこのような稚拙な外交をしないようにするとともに,日中関係正常化のために最善の努力をしてほしい.
螺旋 3D 印刷技術を使用してつくったこのような「3D デザインランプ」を 3d-dl.com で売っています.