子供をとおくから見ている,ほかにもいくらもある本とおなじ (?) ― 藤川 大祐 著 「ケータイ世界の子どもたち」
この本がとりあげている問題は重大である. 子供がケータイを何にどのようにつかっているかを分析し,ネットいじめ,ケータイがもたらす心理的な罠,フィルタリングの問題などについて論じている. しかし,子供をすごく,とおくから見ている印象だ. 直接,子供にきいたナマの情報というのはないようにみえる. こういう情報はもう聞きあきたし,そういう本ならほかにも,いくらもあるようにおもう.
評価: ★★★☆☆
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