20 年以上まえから週末にワインをのむのがたのしみでした. イタリアやスペインにもよいワインがありますが,私はフランスのワインを趣味としてきました. 最近は南北アメリカにも,オーストラリアにも,アフリカにも,よいワインがあります. 私もしばしばカリフォルニアやチリ,アルゼンチン等々のワインを買います. しかし,やはりフランス・ワインが基本というところはかわっていません.
夕食時には,ほかの種類の酒をのまないときは,たいていビールをひとカンのんでいます. ビールは基本的には,ひやしません. 日本ではビールを 10°以下にひやすことがおおいのですが,そんなにひえたビールをのむ気がしません.
「 ビールののみかた - ひやしすぎたビールはまずい ! -」 に書いたようにビールは基本的にひやさずに飲んでいるので,あわがたちやすい. あわだちのよいビールを細いグラスにそそぐと,あわばかりになってしまいます. ビールグラスよりはロック・ウィスキー用のグラスのほうが適当ですが,最近あまり適当なものを売っていません.
「ビールのためのグラスのかたち -- ジョッキが一番 ?! --」 に,ビールのためのよいグラスがなかなかないということを書きました. ところが,ビールをのむためにつかっていた,かずすくないロックグラスのうちのひとつを,割ってしまいました. おなじかたちのグラスはもうあと 1 個しかありません. 1 個だけではあまりに不便! というわけで,ついに,さがして買うことにしました.
数年前になりますが,出張で福岡にいったとき,駅前 (地下) のふくやの店で安価な辛口無着色のめんたいこを買ってきました. おなじ値段のものは九州以外では手にはいらないのだろうとおもいますが,それ以来,多少値段はたかくても,めんたいこといえば,ふくやの 家庭用明太子 600g 無着色辛口 を買うようにしています. 味や歯ざわりももちろんよいのですが,この辛さのものが東京ではあまり売っていないからです.
最近なかなかよいワインに出会えませんでした. これらのワインも,あつかいかたしだいではもっとよい味や香りがだせたかもしれませんが,家でワインをのむときにはいろいろと制約があります. その制約のなかでもよい味,ゆたかな香りをだせるワインをえらびたいとおもいます. きょうのワインはスペインの Viña Extremeña, S. A. (ヴィニャ・エストレメニャ) の Palacio de Monsalud 2001 という赤ワインです.
武田 邦彦 は 「環境問題はなぜウソがまかり通るのか」 という本にひきつづき,「環境問題はなぜウソがまかり通るのか 2」 という本でもペットボトルのリサイクルの問題点を指摘しています. リサイクルは環境負荷をかえってたかくするので,ペットボトルを 5 回つめかえてつかうことをすすめています. 回数を意識したことはありませんが,ペットボトルをくりかえしつかうのは私が実践してきたことでもあります. また,私はふだんはなるべくペットボトルの飲料を買わないようにして,かわりに紙パックの飲料を買うようにしています.
不二家,石屋製菓,赤福と,菓子製造上の問題がつぎつぎに発覚しています. いずれも菓子の材料や製品の廃棄を避けようとしたことが原因です. 廃棄をさける動機はコストをさげたいということだったかもしれませんが,まだつかえるはずのものを単に期限がきれたからといって捨てるのはもったいないという自然な感情がこうした問題をひきおこしているのではないでしょうか? もしそうだとすると,ただ規則を厳格に適用することによって問題を解決するのがただしい解決策なのかどうか,疑問におもえてきます. また,食品に関しては,異物混入のために大量に回収して廃棄するという事件も多発しています. この場合も,ほんとうは廃棄しなくてよいものが廃棄されていて,もったいないと感じます. もっとまともな解決策はないのでしょうか?
欧米ではシャワーは基本的に壁にとりつけた器具から放水するものですが,日本では手にもってつかうことがおおいようです. 海外にいっても手にもてるシャワーをさがすひともいるようですが,私はアメリカでくらして以来,ふろにはいらずシャワーだけですますことがおおくなり,またシャワーを手にもつことは基本的になくなりました. 日本のホテルではシャワーへの配慮がたりないところがおおくて,こまります.
私は 1989 年ころに 1 年半,アメリカでくらしていましたが,このとき歯科医にすすめられてはじめたのが,プラークをおとすために InterPlak (インタープラーク) という電動歯ブラシをつかうことでした. いまでは電動歯ブラシの種類はかわりましたが,ジェット水流で歯間清掃する WaterPik (ウォーターピック) とくみあわせて,毎日かならずつかっています (WaterPik については,「WaterPik ― 歯間清掃のためのジェット水流」 という項目に書きました).
近年とくに感じることは,あじつけされた惣菜を買うとかなり甘いことがおおい,その一方で菓子をたべてもあまり甘くないことがおおいということです. 料理が甘くないから菓子の甘みがひきたつのではないでしょうか? 日本のたべものはメリハリがすくなくなっているようにおもえます.
しばらくまえにプレミアム・モルツの黒ビールをやすうりしている Web ショップがあったので,それを買いました. マイルドな味ですが,あわだちのよさではギネスにも匹敵しているようにおもえます. そのために,こまったことも発生しています.
くだもののなかで,りんごは比較的すきなほうです. とはいっても,たべるのはほとんど紅玉にかぎられています. 最近は酸味がつよいことがきらわれていますが,りんごらしい香りとしっかりした味は最近の品種にはないものです. 最近はりんごジュースでも紅玉以外の品種がつかわれることがおおくなっているようですが,むかしはジュースには紅玉は不可欠といわれました.
1988 年の秋からしばらくアメリカでくらしていましたが,そのときに習慣づいたことのひとつは,毎朝オレンジ・ジュースをのむことです. これは日本にもどってからもつづいていますが,アメリカにいた当時から,安価な濃縮還元のジュースをのんできました. しかし,最近アメリカにいったときのたのしみのひとつは,ストレートのオレンジ・ジュースをのむことです. アメリカではもちろん,シンガポールなどでもこれは比較的安価に売っているのですが,日本ではあまり売っていません.
excite ニュース の 「消費期限切れ食品を食べる人はどれくらいいるのか?」 (2006-4-12) に,アンケートをとった結果,50 人のうち 18 人が消費期限をすぎた食品をたべるとこたえたということです. わたしもソーセージなどをおおきな袋で買って,期限ぎれしてもたべています. アンケートで yes とこたえたひともそうであるようですが,私も期限ぎれしていたら,それなりに注意をはらってから食べます. すてるのはもったいないので,気をつけながらであればそれでよいのではないでしょうか?
日本では牛肉といえば,しもふりがこのまれます. 高価なしもふりの肉といえば,白くて,ほとんどあぶらみです. そんな肉は私は基本的にたべません. 脂肪がからだにわるいからというのもひとつの理由だが,しもふりばかりがよい牛肉というわけではないからです.
WBS (ワールド・ビジネス・サテライト) で,最近は 2 月でも暖房のきいたへやで冷やし中華をたべるひとがいるといっていました. しかし,私だったら 8 月に冷房のきいたへやでラーメンをたべるほうがいいとおもいます. 中華はあついほうが味がひきたつ. 冷やし中華は夏でもあまりたべたいとはおもいません.
これまでたぶん 10 年以上,プラスティック製のコーヒー・ドリッパーをつかってきましたが,ひびわれ,よごれがひどくなってきたので,あたらしいものを買いました. 陶器製のにしましたが,これは予想以上におもくて,あつかいにくいとおもいました.
私は B 級グルメを自認してきました (実はグルメであるかどうかもうたがわしいのですが…). 自分でよく確認できない料理の味やみかけのちがいのためにカネをよけいにはらうことは,基本的にはありません. つまり,明確な理由がないかぎりはより低価格のものを買うということです. それは料理に対してだけでなく,ファッションやオーディオや,その他もろもろのものに対してもおなじです.
きのうの夕食のメインはほねつきのラム肉でした. これに Tortoise Creek というメルロー 70% カベルネ 30% というフルボディの赤ワインをあわせました. 肉は特別のあじつけやタレを必要とせず,ワインも安価なのにとてもよい. 両者がうまくバランスしていたとおもいます.
日本酒でもビール・発泡酒でも,芳醇より淡麗がこのまれています. 発泡酒においてはとくにめだっているとおもうのですが,日本酒やビールでも,楽天で 「芳醇」,「淡麗」 をキーワードとして検索してみると,(おもったほどの差はありませんでしたが) やはり 「淡麗」 のほうが多数の結果がえられます. 一方で商店や生協でおかずなどを買ってくると,こってりした味つけのものがおおいようにおもいます. 正月がちかづいてきましたが,おせち料理でも注文したものは味がこいものがおおい. これにあわせると,いささか不本意ながら,酒は淡麗なほうがよいことになってしまいます.
きょう (2008-1-19) 朝の NHK の番組 「“和牛オリンピック” に挑む」 をみました. 地元の鳥取でひらかれる品評会 (第 9 回全国和牛能力共進会) で優賞するためにしもふりの和牛をそだてる苦労がえがかれていると同時に,品評会で優賞した牛によって種づけされた牛ばかりがそだてられて牛の遺伝的な画一化がすすむことの問題点も指摘されています.
サブプライム・ローン問題があいかわらずテレビや新聞をにぎわせています. この問題は結局,大量生産の問題なのではないかとおもいます. つまり,均質な商品を大量に生産するために,いろいろなものをまぜてつくる. そのなかにちょっとでもまずいものがまざると,全体がまずくなってしまうということだとおもえます. 期限ぎれした菓子などを販売した問題もさんざんニュースになりましたが,これもやはり大量生産からきたものだといわれています.
モツ煮込みに Cellier des Princes Merlot 2004 というメルローをあわせました. もうすこしつよい味と香りをイメージしてこれにしたのですが,モツ煮込みにはちょっとよわかったようです.
きょうのワールド・ビジネス・サテライト (WBS) で日本のワインとくにメルシャンの動向が紹介されました. 35 歳くらいの女性をターゲットとして,日本の料理にあう,とっつきやすいワインを開発したということでした. 日本の料理にあうのはけっこうなことですが,「のみやすさ」 をもとめると,本格的なワインからはとおざかってしまうのではないかとおもえます.
毒いりギョーザ問題については 「人々はなぜ毒入りギョーザをたべたのか?」 という項目にも書きました. なぜ毒物がいれられたのか,まだ原因はあきらかになっていません. そのため,国内では消費者が中国産品をさけて国産品にむかっていることが報道されています. しかし,ほんとうに国産品は中国産品とくらべて安全なのでしょうか?
2002 年に発行された本であり,それ以降に状況がかわった部分もある. しかし,「食の安全」 に関する基本はいまもかわっていないし,最近おこっている中国食品の安全の問題をかんがえるうえでも価値のある本だとおもう.
いまでも有効な指摘のひとつとして,「コンビニで買う中食などの画一化された味に慣らされてしまって,みな食品を識別する舌の間隔を失ってしまった」 というのがあるが,これは天洋食品の事件でも感じられることである. 無登録農薬がインターネットなどをつうじて日本に輸入されているという記述にも,もしかすると天洋食品の事件を解決するヒントになるかもしれないとおもえる. 「日本の野菜は,外観は見事だがだんだん個性がなくなった」 という指摘も,するどく問題をなげかけている.
一方で,2002 年当時とは状況がかわってきていることとして,魚の値段がさがりつづけて,国内では生産できなくなっているという指摘がある. 現在では魚の値段はあがってきている (こちらも中国の影響がおおきい) 一方で日本の人件費は円安などで相対的にさがっているのと国産指向とで,あるいは国内での魚の生産がうまくいくようになるのではないかという期待ももてる.
いろいろ,かんがえさせられる,興味ぶかい本である.
評価: ★★★★☆
関連リンク: 食の世界にいま何がおきているか@ , 食の世界にいま何がおきているか@Amazon.co.jp.
“食の安全” にかかわる新書はほかにもあるが,これはもっともあたらしい 1 冊である. 最近は中国ばかりに目がいっているが,この本は日本こそ問題だということを指摘している. そのひとつは工場監査の際に不正の兆候がみのがされていることの指摘である: 「監査者が自分の頭の中で監査する範囲を決めてしまっていた [...] ミートホープの冷凍庫,冷蔵庫の中に豚の心臓があっても,自分の仕入れ商品と違うので問題視しなかったのです」. 大前研一がある著書のなかでコンサルタントはどんな些細な兆候もみのがさないことが大事だということを指摘しているが,食品工場の監査もおなじだといってよいのだろう.
評価: ★★★★☆
関連リンク: “食の安全”はどこまで信用できるのか@ , “食の安全”はどこまで信用できるのか@Amazon.co.jp.
2~3 日に 1 回は会社にいく途中のコンビニ (サンクス) で 1 リットルの紙パックのお茶を買っています. レジ袋は持参しているにもかかわらず,それにだまってストローをいれる店員がいます. 私は気がつくと 「いりません」 というので,おぼえていてストローをいれない店員もいます. しかし,店員のいれかわりかはげしいため,いいそびれてストローをいれられてしまうこともあります. また,さいふのなかみをみているうちに気づかないままになってしまうこともあります. そのためストローはいったい何円のものなのだろうと気になって Google で検索しました. 値段は結局わからなかったのですが,いろいろとおもしろいブログ記事を発見しました.
最近よくいわれていることですが,けさのテレビでも,最近の若者はモノを買わない,ブランドやくるまに興味がない,ビールを飲まない,などといっていました. これはそんなにふしぎなことなのでしょうか? 私は私自身とくらべてそれほど差があるようにはおもえません.
期限ぎれ菓子のラベルはりかえ,牛肉の産地偽装,客のたべのこし料理のつかいまわしなど,つぎつぎに問題が発覚した船場吉兆が,ついに廃業しました. なぜ廃業にまでおいこまれたのか,かんがえてみます.
さまざまな宅配業者があります. ピザの宅配はアメリカでも日本でも人気がありますが,最近は寿司の宅配がふえているようにおもいます. こどもが寿司をこのんでいる関係で比較的つかうことがおおいのですが,いくつかの店をためして,わかってきたことがあります.
この 1 年のあいだに何回か大阪に出張する機会がありました. 日帰りなのでかならずしも,みやげを買っていく必要はありません. しかし,買うとしたらなにを買うべきなのだろうか? とかんがえてしまいます. 駅などでめだつのは,むしろ京都や神戸の産品です.
「大阪でみやげを買うとしたら ?」 という項目に書いたように,みやげとして買うべき大阪の菓子がわからないので,今回はついに新大阪で八つ橋を買ってお茶をにごすことにしました. ところが,八つ橋はたくさん売っているにもかかわらず,適切なものをみつけるのはそんなに容易ではありませんでした. 2 軒めの店でようやく,餡のはいっていない生八つ橋を買うことにきめました.
「“大阪みやげ” の古き良き八つ橋」 という項目で,最近は抹茶をいれたりジャムをいれたり,邪道な八ッ橋がおおいということをなげきました. おなじことが,ピザやフライド・チキンや,ほかの食品についてもいえます. オリジナルな味をもっとだいじにしたいとおもいます.
昔からスパゲティには好んでタバスコ (Tabasco) をかけてきましたが,ほかのホットソースをいろいろ買うようになったのは,10 数年前にニューオーリンズにいってからのことです. ヒスパニックのおおいアメリカ西部や南部にいくたびにホットソースを買ってきましたが,最近では楽天のみせで買うことがおおくなっています. 近所のみせではあまりおおくのホットソースを売ってはいませんが,それでも タバスコ ハバネロソース と ルイジアナ パーフェクト ハバネロソース (Louisiana The Perfect Habanero Hot Sauce) は買うことができました.
「ネットなどで買った,さまざまなホットソースたち」 という項目で数種類のホットソースについて書きましたが,ここではアンチョビーをつかったソースたちについて書きます.
麦茶といえば以前は夏ののみものでしたが,わが家では最近ではほとんど季節をとわずに飲む機会がふえています. 1 リットルの紙パックやペットボトルを買うこともしばしばですが,家でもパック (ふくろいり) の麦茶を湯や水にいれてつくっています. ところが,最近とくに,こうやってつくった麦茶がまずいと感じることがおおくなりました. 最近おいしい麦茶のつくりかたをしらべつつあるのですが,いまのところの結論は,冷水用のパックをつかわなければよいということです.
「冷水用ではおいしい麦茶はいれられない!」 というわけで煮出して麦茶をつくります. ところが,これをべつの容器にいれて冷蔵庫にいれておいても,まもなく味がかわって,まずくなってしまいます. 市販の麦茶には保存料としてビタミン C がはいっているので,それをいれることもためしましたが,うまくいきませんでした. 結局,最善の方法はわかしたやかんにいれたままで保存するという方法でした.