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コンピュータによる自己組織系のモデルをめざして

金田 泰, 第 33 回プログラミング・シンポジウム報告集, 1992.1, IPSJ により出版.

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[ Java による N クイーン問題とソートのデモ ]

要旨: パタン情報処理のよさをとりいれた自己組織的な記号情報処理のための計算モデルで ある化学的プログラミング・モデル (CPM) を提案する. CPM は,局所的に計算される 秩序度関数の値が増加するように動作するプロダクション・システムである. CPM に もとづく言語処理系を作成してかんたんな実験をおこなった. その結果,N クウィー ン問題などのくみあわせ問題の柔軟なプログラムが非常に簡潔に記述でき,非常に効 率的に実行できることがわかった. CPM を発展させれば,人間がもつ不完全性や非合 理性までをもとりこみつつ,分割統治法がうまく適用できない全体性や開放性をもつ 問題をもあつかえるような自己組織系をコンピュータのうえに実現し,それを数理解 析するための一歩となるとかんがえられる.

[注: ここで CPM = CCM です.]

研究テーマ紹介: CCM: 化学的計算のモデル

キーワード: CCM, 創発的計算, ランダム化計算, ランダム化問題解決, ランダマイズド計算, ランダマイズド問題解決, 規則ベース計算, 規則ベース問題解決, ルールベース計算, ルールベース問題解決, プロダクション規則, プロダクションシステム, プロダクション・システム, 局所評価関数, 局所情報, 局所的計算, 自己組織化

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