Vol. 49 No. 11 の情報処理と,Vol. 46 No. 8, Vol. 46 No. 2, Vol. 46 No. 5 の IEEE Communications に IPTV の特集がある.
Communications には数年前にも特集があった.
情報処理には 「IPTV の普及に向けた課題」 というようなテーマもとりあげられているが,ちょっとみたところではユーザにとって IPTV のなにがうれしいのか,あいかわらずよくわからない.
Communications 46:8 のほうは序言に課題についての言及がある ("Converged Content and Communication" など) が,掲載された論文との関係はあきらかでない (論文紹介にはなっていない).
Communication 46:2 には IPTV Systems, Standards and Architectures という特集があり,IPTV の QoE に関する論文が 2 つある.
NTT の Takahashi らによる Standardization Activities in the ITU for a QoE Assesment of IPTV と,Alcatel-Lucent Bell の Degrande らによる Increasing the User Perceived Quality for IPTV Services である.
ただし,後者はひとをつかった評価に関するものではない.
Communications 46:5 には IPTV Systems, Standards and Architectures: Part II という特集があり,そのなかには IPTV Services over IMS: Architecture and Standardization という論文がある.
重要度: ★★★★☆