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DIY (日曜大工) とものづくり・実験:オーディオの自作と実験, オーディオ博物館

アンプの自作と買いかえ

オーディオに手をだしたのは中学 3 年くらい (1970 年代) でした. それから数年間は最近もはやりの真空管アンプもふくめて,いくつか自作しました. しかし,大学にはいったころから自作はやめて,既製品のアンプをつかうようになりました. それ以来,数台のアンプやレシーバを買いかえてきました. 最近,母親のためにレシーバを買いかえました. もとのレシーバよりは高価ですが,バブル経済の時代にはなかった価格だとおもいます.

中学生だった当時は,高級アンプとしては (パソコンではない) マッキントッシュとマランツとのたたかいというのがありました. マランツはすでに半導体をつかっていましたが,マッキントッシュは真空管アンプをつくりつづけていて,駒場にある学校からのかえりに渋谷のヤマハにいくと,両方をききくらべることができました. どちらも買える値段ではありませんでしたが,マッキントッシュのほうは,いまもあるラジオ技術という雑誌にその回路をまねた製作記事があり,それを参考にして自作しました.

KA-1a.jpg

これがそのときつくったアンプの写真です.

KA-1b.jpg

現在でもスピーカーよりヘッドフォンで音楽をきくことがおおいのですが,当時はスタックスのイヤスピーカー (ヘッドフォン) を使用していたので,そのための専用の真空管アンプ (これは高圧が必要なので真空管むきだった) とあわせてプリメイン・アンプを製作しました.

自作をやめてからはオンキョーやテクニクスのアンプをバーゲンで買ってきました. オンキョーの A817GTR はいまでも一応は音がでる状態にありますが,あまり調子はよくない. テクニクスのアンプはボリウムの接触がわるくて,もはや,あまりつかえません. その後も オンキョーのアンプなどを買ってきましたが,現在つかっているのはヤマハの AV アンプ DSP-AX450 とパイオニアのプリメイン・アンプ A-D1 です. むかしからアンプ内で線をひきまわすのはよくないといわれてきましたが,最近のアンプはパネルに信号線をひきこまなくなったのがおおきな進歩です. 以前買ったアンプはいずれもボリウム・コントロールなどのパネル要素がいかれてつかえなくなっているので,それがなければ音質劣化要因はずっとすくなくなったはずです. そのかわり,パネルのスイッチをきりかえると音が 0.何秒かとぎれるのが難点です. これはとくに DSP を使用しているときにはほとんど避けようがありません.

DSP-AX450.jpg DSP-AX450

AD1.jpg A-D1

トリオ (現在のケンウッド) の KR-60 というレシーバ (チューナー + アンプ) を 30 年くらいまえに買って,ここ 10 年以上は母がつかえるようにしてありました (実際はほとんどつかっていなかったのですが). これもバーゲンで買ったものであり,ハムがおおきくてあまりよい品質のものとはいえませんでした. CD プレヤーつきのものが必要になったので,最近やっとこれをオンキョーの CR-D1 という CD つきレシーバに買いかえました. 「スピーカーシステムの故障と交換」 に書いたスピーカーシステムはこれのためのものです. レシーバだけでなくスピーカーシステムも交換する必要があったので,結局カセットデッキ以外はすべていれかえる結果になりました (このアカイのカセットデッキも 30 年ちかくまえのものですが,現在でも一応動作します. その後買った東芝のカセットデッキはもう,こわれてうごきません). もとのレシーバよりだいぶ価格はたかいのですが,CD つきであることと音質のよさをかんがえれば,ずっとコスト・パーフォーマンスは向上しています.

KR60.jpg KR-60

キーワード: Stax, Onkyo, Technics, Pioneer, Trio, Kenwood, ものづくり, 物作り, 物造り

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