中学から高校のころは,真空管式のメインアンプやスタックスのイヤースピーカーのアンプなど,オーディオ・アンプを自作していました. しかし,その後は既製のアンプをつかうようになりました. オンキョー製品が比較的おおかったのですが,ほかにもテクニクス,パイオニアなどのアンプを買ってきました.
(2022-7-4 追記: マニュアルをスキャンして PDF にしたので,それをリンクしておく.)
最初に買ったアンプはオンキョーの A817GTR でした. これは店頭品をやや安価に買ったものでした. 4 万円くらいだったと記憶しています.
A817GTR
A-817GTR/A-815GTR PDF 版マニュアル (取扱説明書, トリセツ)
A817GTR とはべつの場所におくため,テクニクスの SU-V60 をバーゲンで買ってきました. 3 万円くらいだったとおもいます. A817GTR はボリウムをうごかすとノイズが発生するようにはなっていましたが,それ以外にはとくに問題はおこっていませんでした.
SU-V60
これはまだ PDF 版マニュアルをのせていない.
さらにべつの場所に設置するため,オンキョーの A812XG を買いました. このアンプはレコード・プレヤーにはつながなかったのですが,ヘッドアンプがついていて,MC カートリッジをつなぐことができます. アンプにかける予算はだんだん下降していて,このときは 2 万円台だったとおもいます.
A812XG
A-812XG PDF 版マニュアル (取扱説明書, トリセツ)
SU-V60 はその後,ボリウムが故障して,左チャンネルから音がでにくくなりました. それでもしばらくはボリウムを分解したりして修理しつつもつかっていましたが,ついに数年前,kakaku.com でしらべて,買いかえました. SU-V60 にはレコード・プレヤー DP-32F (「歴代のピックアップ・カートリッジとレコード・プレヤー」 参照) をつないでいましたが,ここで LP (レコード) をきくことはほとんどありませんでした. そのため,買いかえるにあたっては LP の再生機能がついていないヤマハの AV アンプ DSP-AX450 を選択しました. これはつぎの機種へのきりかえの時期にバーゲンで 2 万円弱で買ったと記憶しています. 部屋の状況からして 3 個以上のスピーカーをおくのは困難でしたが,DSP つきのアンプをためしてみたかったのです. DSP をつかうとさまざまな音場を表現することができます. そのため,おもちゃとしてはおもしろいのですが,音楽をきく目的ではかならずしも必要な機能ではないとおもわれます.
DSP-AX450
このマニュアルはまだオリジナル PDF 版が入手できる.
A-812XG もその後,調子がわるくなったので,その後継に買ったのがパイオニアの A-D1 です. これはプリメイン・アンプとしてはもっとも安価なもので,18000 円くらいで買ったと記憶しています. これまでアンプはふるくなるとパネルにつけられたコントローラ類が接触不良のためにうまくうごかなくなり,ノイズがでたり,音がでなくなったりしていました. しかし,最近のアンプは A-D1 のような安価なものでも信号をパネルにおくらずに,間接的に制御するようになっているようです. つまみをまわしたときの感触には違和感がありますが,音をよごさなくなったという点では進歩だとおもいます. また,このような安価なアンプでもリモコンが付属しているのですが,これは私にはまったく不要です.
A-D1
このアンプはじつはスピーカーにつないで音をだすことがほとんどありません. 写真でもわかるように,ヘッドフォンをつないでつかっています. ヘッドフォンしかつながないのであればヘッドフォン用のアンプのほうがほんとうはよいのですが,売れすじでないので高価です. そのため,必要もないのに 100 W ちかい出力があるアンプをつかっています.
これもまだ PDF 版マニュアルをのせていない.